Pedalistの福本です。
紆余曲折ありつつ、今年はFUJI(フジ)のエアロフレーム、TRANSONIC SLで一年間頑張ります!
FUJIは1899年、日本創業の一般実用車から始まったブランドです。現在は外資系のブランドとなりより競技思考の高いメーカーとなっております。その一方で日常での使用に最適なピストバイク、クロスバイク等も人気の総合自転車ブランドです。
2016年モデル FUJI TRANSONIC SL 54サイズ ¥250,000+税
フラッグシップモデルながら、20万円台の価格が魅力です。価格以上の質感はあると思います。
付属品は、専用シートポスト、専用チェーンウォッチャー、FSA製のヘッドパーツ、他電動コンポーネント用のアダプターも付属いたします。※画像のステムはフレームセットには付属いたしません。
フレームは台湾製でチューブ内部が非常に滑らかでした。仕上げが雑なフレームですとDi2のケーブルを通すのに難儀いたしますが、スムーズに挿入出来ました。まるで20万円台とは思えないクオリティの高さです。
フレーム重量は実測1048g(54サイズ)。900g台には達しませんでしたが、ボリューム感から考えると軽量なフレームだと思います。
フロントフォークはコラムカット前で378g。もちろんコラムはカーボンで、ダイレクトマウントのブレーキ台座が付いていて400gを下回っておりますので十分軽量です。フロントフォークは軽ければ良いというものでもありませんのでちょうど良い重さです。
専用シートポストは194g。54サイズは350mmの長さです。
無加工でDi2の内蔵バッテリーを保持できます。専用シートポストのモデルを選ぶときはこういった部分も重要な要素です。
組み立てにあたっては、コンポ、ハンドルなどは以前のラピエールからそのまま載せ替えですが、STIのブラケットカバーのみ新鮮なものに交換いたしました。比べてみると劣化具合が一目瞭然ですね。乗車中、常に握っている部分ですのでこういったタイミングで交換されるのをおすすめいたします。
電動コンポーネントは配線さえ完了すればほぼ完成です。セッティングが狂わないこともメリットの一つです。
フレームが決まってしまえば、あとは組み上げて乗るだけということで、営業終了後夜なべして組みたてました。
今回はDi2のジャンクションAをギヤ位置、電池残量などが表示されるディスプレイタイプに変えてみました。2回ほど電池切れを経験したので、これでもう大丈夫かと思います。ハンドルはDEDA NEWTON Shallow、ステムはDEDA ZERO100シリーズです。
バーテープはAMORE & VITAの2016年シーズンJerseyにリスペクトでカモフラージュ柄をチョイスしてみましたよ。
他、Di2のスプリンタースイッチを増設いたしました。コネクタをSTIにつなぐだけで装着可能です。少し乗ってみましたが、力の入れられる下ハンドルを握りながら小さな動きの中で変速できるというのはとても便利です。これは武器になりそうです。
ブレーキは前後ともダイレクトマウントタイプです。空気抵抗の軽減が主なコンセプトですが、2軸が支点となりますので制動力もアップいたします。
チェーンステーは左右非対称の設計で剛性バランスの最適化が図られております。リアタイヤに沿ったシートチューブは空気抵抗が少なそうですね。
専用シートポストは斜め臼で固定するタイプです。シートポスト表面のザラザラ加工でずり落ちもなさそうです。リアブレーキワイヤーは前後分割タイプです。
ボトルケージには評判の良いARUNDELを選んでみました。マットなフレームですのでワンポイントで艶ありのOILカラーを取り付けてみました。カーボンのボトルケージは軽さもさることながら、適度なしなりでボトルの抜き差しがしやすくなる機能も持ち合わせております。
フルクラムのレーシングゼロ(クリンチャー)装備で7.3kgとエアロロードバイクとしては軽量な部類に入るのではないでしょうか。
今年はフジに乗って、富士ヒルクライムのゴールドリング(1時間5分切り)と実業団レースの表彰台を目指します。
また、TRANSONICにご興味のある方がおられましたら試乗車としてお乗りいただいても構いません。常設はしておりませんので、ご試乗ご希望の方は担当福本まで一度お問い合わせの上ご来店くださいませ。
少し乗ったら簡単なインプレもアップしたいと思います♪
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ふくもとでした。