【レースレポート】第15回 JBCF 石川ロードレース

【レースレポート】第15回 JBCF 石川ロードレース

Pedalistの福本です。

7/17(日)第15回 JBCF 石川ロードレースに出場いたしました。レースレポートをアップいたします。

■レース名:第15回JBCF 石川ロードレース E2クラス

■35位 (出走112名 完走75名)

■日付:7/17(日)

■距離:40km(13.3km周回*3周)

■ 天候:曇り

■起床時体重:59.5kg

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福島県石川町で行われる石川ロードレース。実業団シリーズ戦のなかでも長めの登りと夏の暑さで厳しいコースといわれるレースです。福島県の山間部、数少ない公道を封鎖しての開催ということで今シーズン一つの山と、狙っていたレースでした。

レースは40kmと比較的長く、登り区間が周回コースの約半分を占めるので、クライマータイプの選手が有利となります。

1周は約20分間、1時間を少し超えるレースとなります。

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今回の使用自転車はこちら、FUJI のTRANSONIC SL です。エアロフレームながら軽量ということで今回のようなコースには最適と思います。ホイールはアップダウン対策としてCampagnolo BORA ONE 35を選択しました。

フレーム:FUJI TRANSONIC SL 52サイズ(サドル高680mm)
ホイール:Campagnolo BORA35 F/R
タイヤ:PANARACER RACE TEAM Edition 23C 7気圧
ハンドル:Deda ニュートンシャロー440mm
ステム:Deda Zero100 120mm
サドル:スぺシャライズド ローミン
パワーメーター:Pioneer SGY-PM910HL(左側のみ)
サイクルコンピューター:SGX-CA500
ペダル:PD-6800
ギア比:53/39×11-28

重量:7.1kg

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インナーギアは引き続きバロックギアの39T 90°を使用しております。

登り基調の設定ですので省エネ走行に役立ちます。変速の頻度が多いロードレースでも問題のない変速性能です。

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曇りとは言え気温は高く、2ボトル満タンにしての出走です。ボトル2本満タンで1kg近くになりますので早く飲みきりたい気持ち半分、足らなくならないかという気持ち半分。

ボトル1本はグリコのクエン酸&BCAAをとかしたスポドリを、もう1本は水を用意しております。

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コース全体の特徴として、大きく下ってきてからの登りへ侵入していきます。登り口ではスピードの差やギアチェンジのミスで前走者と車間が詰まり落車が頻発しておりました。

1周目、最初の登りで並走していた選手が前走者とハスって落車、こちら側に倒れてきたので共倒れしてしまい一時ストップ。一旦完全に止まってしまい、自転車をチェックしますがチェーンが外れていたので手で直し、ホイールは大丈夫そうでしたので集団を追います。まだ見える範囲でしたが、やはり追走には足を消耗するので回復させるまでには苦労しました。右側に倒れたのでエンドが変形し変速がうまく決まりません。

追いついた矢先の登りでまた落車が発生、今度は目の前での転倒でした。なんとかストップせずに切り抜けられればと右側にハンドルを切りますが、ドミノ倒し状態で左足のシューズ付近に接触、ラチェットが緩み、クリートの位置にも違和感を感じます。何とかこちらは転倒せずに済みましたが、減速しながらでしたので集団はまた先の方へ。ただでさえインターバルのきついコースに更なるインターバルがかかり1周目から辛いレースとなりました。

2周目に入ると、集団のボリュームも減り、いくらか走りやすくなります。登りでは身体の絞れたクライマーな選手達が牽引していきます。メーター読みで集団についていて体重比5倍前後の出力です。

耐えられないペースではありませんが徐々に足が削られていく感覚です。

下り区間でも平地、丘が登場するので完全に休めるわけではありません。下り坂では、70km/hを超えて下っていくような箇所もあり、公道レースですので路面コンディションには気を使います。

3周目に入り、少人数での抜け出しを狙う選手が散見されますが完全に抜け出すまでには至らず、ゴールまで10分程の登り区間での勝負となります。前半で足を消耗したせいかペースアップに耐えられず思わず集団から切れてしまいました。

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その後は後方から来た小集団にのり、先頭から1分遅れてのゴールとなりました。

初出場のレースでしたが、登りを含むコースは苦手ではありませんので、また来年も挑戦したいなと感じるレースでした。全体の印象としては3分と10分のインターバルを体重比5倍の強度で繰り返している感覚でした。

何より大自然のなか公道でレースが出来るということが素晴らしいと思います。

きついですけど。(笑)

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レース後に車体をチェックすると、バーテープの破れ、リアディレイラーのキズとやはりエンドが内に入りこれでは変速も決まらないな、という感じでしたが、フレーム、ホイールには影響なくすこしほっといたしました。身体の方も擦り傷程度でした。

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富士ヒルから引き続き、パナレーサーのチューブラータイヤを使用いたしました。

70km/hを超えるテクニカルな下りコーナーでも挙動の乱れはなく安心して使用できるタイと感じます。走りの軽さも大きなアドバンテージになっていると思います。

今シーズンは、気持ち良く走り切れたレースが未だなく結果が出なくてやきもきもしますが、防げるトラブルも多ので、少しでも多く練習して流れが来た時にチャンスを逃さないようにまた頑張りたいと思います。

いつも応援ありがとうございます。

Pedalist

福本

Photo by チームメートの 小林耕平 様、いつもサポート感謝です。