2016年の一年間BMCのSLR01というとても素晴らしいバイクに乗らせて頂きました。
シーズン当初はLOOKの795を第一候補として考えていたんです。
様々な事情によりBMCで一年間過ごしたのですが、あまりに良いバイクなので、落車等でフレームが割れない限り乗り続けようと思っていた程です。
しかしLOOKの展示会で見てはいけ無いものを発見してしまったのです^^
それはマセラティのエンブレムが施されている、LOOK795 SPECIL EDITION。
LOOKという憧れのブランドにマセラティのロゴが施されている、これは落語で云う所の「かかあを質屋に入れてでも手に入れるべき」逸品であることは間違い無い！ので2017年のバイクはLOOK795 SPECIL EDITIONに決定致しました。
マセラティ社が主催するサイクリングイベントで、パリからマセラティの本社があるモデナまでサイクリングするチャリティーサイクルイベントに提供されたモデルがこのフレームになります。
イベントの概要は→こちらをクリック←してください。
動画は→こちらをクリック←してください。
2017年も開催するのであれば是非参加したいイベントです。
（簡単には出れなそうなオーラが出ています。もし参加出来たときはレポート致しますが^^）
マセラティには参加出来るように御願いしました。ユーロスポーツさん日本人枠での参加をプッシュしてくださいマセ^^
今回組上げたパーツ類の仕様等は既に福本が紹介しておりますのでこちらをご覧ください。 →ここをクリック←
さてこの完成車の車体、持ち上げた瞬間・・・・・・・正直あれ？？？？？重い？？？と感じてしまいました。
しかし完成した車体を車に運ぶ為、跨がって軽くペダルを踏むと今まで感じたことがないような推進力にヤバい匂いがしてきます。
自転車雑誌の編集に携わっている方のLOOK比率が非常に高いのはもしかしてこれ？？？？？と実力の片鱗が３０ｍで伝わってきた瞬間でした。
インプレ
チーム連で使用するホームコースでシェイクダウン。（信号が殆ど無い平地のコース）
エアロ形状のバイクは本当に平地で体感出来るのかを楽しみにスタート。
ポジションが出ていないので人のバイクを借りてきて乗ってるような感じですが、乗りやすく動き出しが非常に軽い。
走り出しの一踏み一踏みの進み方が明らかに違います。６の力で８くらい進む感じで本当にグイグイと進むのが感じ取れます。
パワーメーターを装着していないので、心拍と速度に合わせた感覚的なもの。そして走行後のStravaをベースにレポートします。
ポジションがあってないので、少し強度を上げていくと身体のあちらこちらが悲鳴を上げるほどの痛みが出てきます。
更にシッティングでは使用する筋肉が今までと明らかに違う状態にも係わらず、自分の感覚を遙かに超える速度が出ます。
空力が良いせいか巡航速度まで上げた後の速度維持がとても楽です。
サイコンの心拍数の表示と身体の辛さでが、今までのバイクよりも明らかに楽に同じ速度で維持出来ます。
Strabaデーターを見て驚きました。
普段チーム連で使用しているコースを単独走行にも係わらず自己最高記録を１区画ゲット！No２のタイムが２区画と驚きのリザルトが残っていました。
最近単独走行では、このコースでどんなに頑張っても記録更新が出来なかったのに、全力で走っていないにも係わらず自己ベストが出るなんて完全に機材のお陰である事が確信できました。
加速感
速度維持は素晴らしい結果出ましたが、加速性能はどうでしょうか？
平地で腰を上げ軽くスプリントを仕掛けると自分の感覚以上に加速していきます。
新車効果によるもので、気のせいか？？？と思ったのですが、とある出来事から加速性能が良いことが明確になりました。
偶然菱沼選手と出会った時の事です。
信号からのゼロスタートでクリートキャッチに失敗し、先行した菱沼選手とかなりの差が開いてしまいました。
間を詰めるべくダンシングで追いかけるとあっという間に追い付くではありませんか。
菱沼選手が待っていてくれたのかな？と思うほどでしたが、後ろを振り返ると後続者が遙か彼方に千切れていました。
この事から速度維持だけでなく加速性能もかなり良さそうな感じです。
まだ距離も乗っていないので、長距離乗った時に足にどれだけのダメージが出るのか？
総合的な実力は分りませんが、当初「盆栽自転車」として床の間に飾っておこうかと考えていたLOOK様を、自転車は乗ってナンボですので贅沢に乗り倒したいと思います。
奥が深そうなバイクですので又距離を重ねたらインプレをお届けしたいと思います。 グルメライド担当野田がお届け致しました。
LOOK超お勧めバイクかもしれません。
横浜ロードバイク専門店 Pedalist ペダリスト
横浜市磯子区久木町１７－７ 桑名ビル１F 国道１６号線磯子警察署前 ガスト、バーミヤンの真向かいにあります。
TEL:045-761-0012
mail:pedalist@miracolare.co.jp
入口が国道沿いで無いのには理由があります。
お客様に安心して来店頂ける様、そして納得いくまでお話出来る様大切な自転車は店内にお持ち込みください。
盗難リスクが無くなるだけで、自転車談義に花が咲く事を一度実感してください^^
