今年も行って来ましたPedalist恒例のイベント佐渡島ロングライド。
横浜店とピナレロ青山のお客様と合同で7名で参加してきました。
私自身今年で8周目となります佐渡島。
昨年以上に乗っておらず、STRAVAのデータではローラー17回走行距離228km、実走6回走行距離169km うちツールドおきなわ一回となっており、実走はなんと169kmしか走っておりませんので、今回一日で走る距離が一年分を超えてしまいます。
ツールドおきなわのレポートは後日改めて報告しますが、年代別レースで奇跡的に2023年度のシード権を獲得出来ました。
こんな状況ですので自分以上に周りから走れるんですか?との心配の声を手土産に現地入りしました。
今年は7人での参加です。本当は8人で行く予定でしたが直前に追い込みすぎた方がいて残念ながらDNSとなってしまいました。来年は是非ご一緒しましょう!
夜の21時に横浜のペダリスト集合。
積み込みを行い車2台で新潟港に向かいます。
新潟港までは約500km。朝6時のフェリーに乗り込みます。
新潟港に到着すると佐渡ロングライドの名物ライダーに遭遇。
写真をお願いすると朝5時にも係わらず、槍にエアーを入れてくれ撮影会。
こんなママチャリで210kmなんて凄すぎです。
しかも10台くらいのロードバイクを引き連れて鬼引きしていたとの噂も聞きました。
多分聞かれることが多いのでしょう。 その自転車の重さは、、、、、
車体にしっかり書かれていました。なんと18kg!軽いロードバイク3台分です!
分かりやすく言うと背中にロードバイク2台を背負って210km走るなんて想像するだけでキツ過ぎます。
フェリーに乗ること2時間半。
カモメが船に追走します。
投げた餌を空中で見事にキャッチする姿を見ましたが、魚を捕まえるより簡単なんでしょうね。
輪行で持ち込まれた自転車はこのような形で船内で吊るされています。
これなら船が揺れても安全ですね。
第一ステージ
酒造北雪
佐渡島は良い酒蔵が沢山ありますがその中でもお勧めなのが北雪。
試飲も可能です。酒蔵限定のお酒やあまり見かけない梅酒など普段手に入らないお酒を購入することも可能です。毎年皆様お土産と自分用に大量に買われております。
第二ステージ
たらい舟!
観光用として有名ですが元々は普通の船では 地形上漁がしにくいので、小回りの利くたらい舟を考案し、これに乗って海苔、貝類などを採ったらしいです。
見た目以上に漕ぐのは難しく思った方向に全く進みませんでした。
このたらい舟で佐渡海峡を横断したと説明を受けましたが、佐渡ロングライドの何十倍も大変だったと思われます^^
第三ステージ
回転寿司弁慶
走る事よりもここに来たくて参加された方がいるくらい美味しい寿司です。
又今年初参加された方もここのお寿司だけを食べに新潟まで来たことがあると力説されていました。
全てが美味しいのですが、一番人気はノドグロ
そして今年人気が高かったのが鰯。
本当に新鮮で肉厚で臭みが無くあの甘みは中々お目に掛かれない逸品でした。
イベントはDNSにして又ここに来ましょうと声が出るほど喜んで頂きました。
第4ステージ
受付!
今年は出店も増えイベント感が戻ってきました。
取引先に挨拶してまわり、ここでも本当に走るんですかと心配され(笑)
このスタート/フィニッシュの看板を見るとちょっと嬉しくなるのは私だけでしょうか?
第5ステージ
夕食!
毎年の旅館での食事も楽しみの一つです。前夜際で飲みたい所を抑え翌日に挑みます。翌日の出発が4時ですので20時には就寝です。
5:36スタート 佐和田
これから始まる大冒険を前に皆ワクワクとドキドキで胸を高鳴らせております。
MCの「いってらっしゃい!」の声と共に佐和田からスタート。
このエリアは本当に走りやすく、適度なアップダウンが楽しめるエリアです。
平地は何とかなりますが、 乗っていないと とにかく上りに順応出来ない事が走っていて辛いです。
スタートしたばかりですので、足をなるべく使わないようにサボるダンシングで坂をいなしていきます。
7:30 42km入先SS
来ました足パン!乳酸貯まりまくりです。 しかもポジションが乗れている時の落差バリバリのポジションの為、首と肩も痛い。更にお尻が痛い(笑)
この首、肩、お尻の三重苦はロードバイクに乗り始めの時以来数十年ぶりに味わう症状でした。特にお尻は乗らないとすぐに退化しますからね。
58kmZ坂
佐渡名物のZ坂。写真の様に道がZの様に見える為名付けられた坂道。
登る前に恒例の記念撮影。
Z坂から見る景色は本当に綺麗です。今年も足を止めて撮影させて頂きました。
斜度はそれほどでも無い為リスタートも簡単にできます。
72km 弾埼AS
Z坂を含め最初のクライムエリアを終えホッと一息する所です。
この時点では今日は間違いなく完走出来ないと心に誓いながら休憩。
コロナ以降復活した佐渡ロングライドでしたが、参加者の人数が少なくなったり、コロナ感染防止の為だと思いますが、ASでの補給食がかなり寂しくなってしまったのが残念でなりません。このイベントの素晴らしい所は綺麗な景色と信号の無い道、そしてとても美味しいASでの補給でしたので。
いつか以前の様な形態に戻る日が来ることを祈ってます。
10:43 103km 両津BS (BSは弁当ステーションの略です)
両津に到着すると今年も奇跡が!何も打ち合わせもしていないのに今年も新潟のお客様にお会いする事が出来ました。なんと5回目です。不思議な縁です。
そしてお楽しみのお弁当は3種類用意されていました。
私は肉系をチョイス。自転車に乗ると普段の100倍美味しく感じる味噌汁でランチスタートです。
楽しい食事とは裏腹に、100km走った事で足は売り切れ、乳酸貯まりまくりで足パン。 そして腰も首も痛い。うーんこれは乗ってない病でこの先は本当に無理かなと思いながらも、海外で走っている選手から聞いた鎮痛剤接種を試みる。
海外のレースでは鎮痛剤で痛みを取り、カフェインでテンションを上げスプリントに挑むと聞いていたので、試してみました。
食事を終えスタート。
両津を出て直進が210kmコース、右折すると130kmコース。
では皆さんお疲れ様です!頑張ってくださいと半分冗談で言うと、お疲れ様でした!と返答が(汗) 誰もがリタイアすると思っていたのでしょう。あまりに普通の対応に拍子抜けしてそのまま走り 暫くする、鎮痛剤が効いたのが足から痛みが消え何故か調子良く足が廻り始めました。
上りでは踏まない事を意識して廻して乗っていると今までに無い感覚で走れるように。 こんなに力を入れずに楽に登れるんだと新境地に。
お陰様で必ず後半に出ていた膝の痛みが全く発生しませんでした。
13:19 140km多田AS
適度なアップダウンで本来はとても気持ち良い区間ですが、今年は向かい風が容赦なくライダーの足を削りに掛かります。こんなに長く感じた40kmはありませんでした。100km近く走ったんじゃないかと思う程遠く感じました。
今回心肺が例年より楽に感じたのはストレッチポールで肺を広げるストレッチを継続的にやったことが非常に効果的でした。
ストレッチポールを縦にして、身体の中心に合わせ、そのまま寝ると突然胸が開き呼吸が急に楽になった瞬間があったのですが、それ以降意識してやり続ける事が良かったようです。 簡単な方法ですので是非お試しください。
162km 小木AS
残り50kmと距離はもう終わったような物ですが、ここからが本番です。
小木を到着する時にあーこれから上りが始まるんだ、これからが本番と気合いを入れるポイントです。
途中景色が良いところを通り越すと10%を超える坂が出てきます。
ここでは自転車を降りて押している人、足が痙っている人も出てきます。
Pedalistメンバーもアタックを掛けて誰が一番先に上るか競走する人、マイペースで上る人それぞれ自分のペースでクリアしていきます。
本当にここの上りは終わりが無いように感じる程辛いです。
16:14 素浜AS 184km
遂に最終のAS。
美味しい笹団子が振る舞われます。
ラスト1個は少し遅れてきたNさんが無事ゲット!
楽しみにしていたので、本当に良かったですね^^
残り30kmですが最後に上りと海岸線の向かい風が待っています。
流石にここまで来ると足は売り切れダンシングはきつくなってきます。
サイコンの斜度を見ると萎えるので、敢えてサイコンは見ずに上ります。
ここにきてクランクを変えとけば良かったと後悔。53×39のまま走っていたのですが、やはりトレーニングしていないと10%を超えるとキツイ。
頭の中で次回はもっと練習してからとか、機材をとか考えながら気を紛らわし何とかクリア。
最後は参加者全員で無事ゴール!
無事8周目をクリアしました。参加の皆様お疲れ様でした!
最後はホテルで打ち上げ。
とにかく佐渡は魚と白米が美味しい所です。
来年も参加予定ですので、興味を持たれた方是非ご参加ください。
走行データ
走行距離208.6km
獲得標高 1,792km
平均時速 23.9km
消費カロリー 2,895km
平均心拍152、最大心拍185
使用機材
ピナレロ ドグマF12 リムブレーキ
ホイール フルクラムレーシングゼロカーボン
(FulclumGoのレンタルサービスを利用しております)
最後にASでの補給食をご紹介いたします。
サイクルショップPedalist
横浜市港南区日野5-1-25
TEL:045-370-7726
ピナレロショップ青山
港区南青山2-13-16
TEL:03-6910-5976