納車させていただきました。本日は2016年度より取扱いを開始いたしますBMC納車第一号でした！
モデルはALR01。軽量アルミフレームで組上がっている完成車です。もともとアルミ素材のバイクを得意とするBMC。各部質感高く、カスタムベースとして楽しむにももってこいな一台です。
しっかりと納車整備させていただきました。
走りの要であるホイールは一番初めにしっかりとチェックをいたします。ハブの玉当たり、グリスの具合、スポークテンション、ホイールセンター等々、チェック項目は多岐に及びます。が、最初にやっておけば後々のトラブルは激減いたします。
最近シマノのリムテープのバルブ付近の盛り上がりの角でチューブがパンクする症状が多くみられます。物によっては鋭利な仕上がりとなっておりチューブを攻撃してしまいます。
盛り上がりを慣らすために養生テープで覆います。これでパンクの確率は大幅に減るでしょう。
クランクも一度取り外し、BBのトルクチェックをいたします。圧入タイプの場合は音鳴り防止の為にグリスを適切なものに塗り替えます。
BB付近から音鳴りがする場合に犯人なことが多いクランクの5ボルト。トルクが強くかかりますのでスレッドコンパウンドを塗布の上しっかりと締めます。
チューブの内部は非常に綺麗な仕上がりでした。ヘッドチューブ内もしっかりとグリスアップいたします。
シートチューブはアシンメトリーなパイプです。左右の剛性比の適正化につながります。カーボンフレームでは多い加工ですがアルミフレームでは中々みない造形です。
しっかりと整備させていただきました。ただ組み上げるだけでなくトラブルを未然に防げるような作業を心がけております。
ローギア32Tのスプロケですのでロングケージのアルテグラ変速機が付きます。
ハンドル周りにもBMCロゴがあります。統一感があり、嬉しいポイントです。
さて、納車に際しましてはトレーニングルームにて、以下の手順でご説明させていただきます。
1 フィッティング、変速及びブレーキの機能説明
2 前後輪の外し方
3 パンク修理
ここまで室内でレクチャー後、外に出まして
4 発進、停止
5 ビンディング取り外し
6 車道の走り方
と、一通り安心して送り出せるまで説明&実技でレクチャーさせていただきます。
本日の納車は都内からのお客様でした。ご自宅まで箱根駅伝コースで走られるとのことでしたのでみなとみらいまで道案内かねてお見送りライドいってまいりました。
もし、ご納車後の走行に不安が残る場合ある程度の距離まで伴走させていただきますのでお気軽にご相談くださいませ。
ご自宅まで到着後お客様よりご連絡いただきまして一安心でございます。本日はご来店誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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