本日はPioneer ペダリングモニター 販売店向け勉強会に行ってまいりました。
Pioneer製品の国内代理店、東京は足立区のミズタニ自転車さん社屋で行われました。ミズタニ自転車さんはトムソンやデフィートなどを取り扱う老舗自転車用品総合問屋さんです。いつもお世話になっております。
今回はペダリングモニター販売台数の多いお店が集まった少人数制の勉強会でしたので、いろいろと質問もぶつけることが出来ました。東京のなるしまフレンドさんやワイズロードさんと並んでこういった場に行けるのも日頃ご愛顧いただいております皆様のおかげでございます。
今回の講習会のメインテーマはこちら、新機能「トレーニングアシスト機能」についてでした。
今月よりSGX-CA500のファームウェアも更新され追加されたこの機能について、使い方や運用方法を聴いてきました。
この機能は、
・「速く!遠くに行きたいけど、何をしてよいかわからない」
・「とりあえず一生懸命走っているけど、強くなっているのか分からない」
・「シクロスフィアが複雑すぎて分からない」
・「とにかく強く(速く)なりたい」
という方に向けられた、自転車のトレーニングをより明確に導いてくれる機能です。
また、トレーニング内容も3段階に分けられております。
・Aシリーズ(トレーニング入門)
必要なもの SGX-CA500サイクルコンピューター・ANT+対応スピード、ケイデンス、心拍センサー
・Bシリーズ(パワートレーニング入門)
必要なもの SGX-CA500サイクルコンピューター・ANT+対応パワーメーター
・Cシリーズ(ペダリングモニター入門)
必要なもの SGX-CA500サイクルコンピューター・Pioneerペダリングモニター
と、それぞれユーザーのニーズに合ったコースが選択できます。上記、必要機材をご用意いただければトレーニングアシスト機能の追加料金などは一切かかりません。
すでに環境が整っているという方は、簡単ですので是非一度お試しくださいませ。
今日は実際にショールームで体験してきましたよ(^^)
私は普段、左側のみペダリングモニターを使用しております。体験のデモ機は勿論左右両側装備でした。右側のペダリングが効率、出力共に低く出ておりました。。これは両側しっかり用意しろということなのでしょうか。。(笑)
ちなみに体験会で使用したトレーナーはこちら。
Feedback Portable Bike Trainer ¥55,000 +税
その名の通り、持ち運びに便利なローラー台です。最近はやりの前フォーク固定式、GTローラーのような首振り機能はありませんが、しっかりと負荷もかかりトレーニングに不足はありません。安定して漕ぎたいという方にはGTローラーよりおススメかもしれません。音量も比較的静かでした。
折りたたむとボストンバック程度の大きさになるのも魅力です。
さて、実際に使い方を追っていきましょう。
この機能はスマホ、タブレット端末からの操作となります。PC版は現在未対応とのこと。
ホーム画面から「トレーニングアシスト」をクリックいたします。
今回体験したのはBシリーズ、パワートレーニング入門のメニュー1、一定時間パワーを一定に保つというメニューでした。
こちらの設定画面でB1のメニューボタンをクリックします。
各メニューの主旨、目的も記載がありますので、理解したうえでトレーニングに取り組むことが可能です。
体重などに応じて、強度、走行時間などを変更可能です。各項目を設定し、「メニュー作成ボタン」をクリック。
メニューが作成されました。ここまでがスマホ、タブレットでの操作となり、以降はサイクルコンピューター側の操作となります。
SGX-CA500 ホーム画面より、「トレーニング」をクリック。
次に、トレーニングアシストをクリックします。
先ほど作成したメニューをサイクルコンピューターに取り込みます。
画面上部の「メニュー取得」をクリックします。
※この作業はWiFi環境の整った中で行ってください。
通信ちゅう。すこし待機します。
無事取り込みが完了いたしました。
早速先ほど作成したメニューにのっとってトレーニング開始です!
ウォーミングアップから始まり、メインメニュー、クールダウンと続きます。
ラップの切り替わり、カウントダウンも全自動で行われます。これはタバタインターバルなど短いインターバルでは嬉しい機能ですね。
トレーニング完了後はいつも通りログを保存→WiFi経由でアップロードされます。
また、スマホ、タブレットの画面に映ります。
アップロードが完了すると、先ほどのメニュー画面に「リザルト」(トレーニング結果)ボタンが表示され、トレーニング結果を確認することが可能です。
ターゲットに対してどうだったか、トレーニング結果をすぐに確認することが可能です。
メニューごとのリザルトが出ますので、複雑になりがちなログから抽出する手間もありません。
自分のログと良いお手本を見比べてうまくいかなかったときのアドバイスも記載されておりますので、問題を見つけ、改善していく作業もしやすいですね。
講習ではペダリングモニターを使用するメニューも体験いたしました。
ペダリング効率や入力する場所、コツがわかりやすく表記されておりますので、いままで感覚に頼っていた部分が紐解かれていくような感覚です。
さわり程度のご紹介になりますが、マンネリになりがちなトレーニングにメリハリが付き目標に到達できるスピードが明らかに早くなるのは間違いなし。
トレーニングメニューは随時更新される予定です。現在は基本メニューの配信にとどまっておりますが、今年の夏ごろ目処にメニューは全て出そろう予定とのことです。既にパワートレーニングに精通しているという方もドリルに沿って基本に立ち返ってみると基礎からしっかりと積み上げることが出来そうですね。
全てのメニューをこなした後にはまた違った景色が見えるかもしれませんね。
パワーメーター導入をご検討中の方、ぜひこの付加価値のあるペダリングモニターを検討材料の一つに加えていただけると幸いです。買って終わりにはならないトレーニングパートナーになってくれること間違いなしです!
お取り付け、使用方法などお気軽にお問い合わせくださいませ。
Pedalist
■お問合わせ
TEL 045-761-0012
mail pedalist@miracolare.co.jp
■営業時間
平日12時~21時
土日休日10時~19時
■定休日
火曜、第一水曜