【レースレポート】第50回 JBCF 東日本ロードクラシック 南魚沼大会

【レースレポート】第50回 JBCF 東日本ロードクラシック 南魚沼大会

Pedalistの福本です。

10/16(日)第50回 JBCF 東日本ロードクラシック 南魚沼大会に出場いたしました。レースレポートをアップいたします。

■レース名:第50回 JBCF 東日本ロードクラシック 南魚沼大会 E2クラス

■13位 (出走79名 完走68名)

■距離:38km(12.2km周回*3周+2km)

■ 天候:晴れ

■起床時体重:60kg

%e7%84%a1%e9%a1%8c

新潟県南魚沼市の三国川ダム周辺特設コースで行われた公道を使用するロードレースです。

前回の石川ロードに引き続き、登坂力の問われるコースレイアウトです。

ダム麓から一気に駆け上る2km程の上り坂が勝負どころ。

dsc_1004

ここは自分が高校生の時に全国都道府県対抗選手権(国体のリハーサル大会)で訪れたことのある土地でなんだか懐かしい気分でした。

ちなみに高校生の頃はトラック競技に注力していたので、ロードレースはほとんど走らず、静岡県の修善寺サイクルスポーツセンター5kmサーキットで行われていた県大会に出場する程度でした。(言うまでもなく結果はさんざんで足切りDNFばかりでした)

トラック競技やるなら長距離走れなくても良い、と勘違いしていた残念な選手でした。今思うととても勿体ない3年間だったと感じます。

1476602567175

さて、話をレースに戻して。

勝負所となるダムの登りです。つづら折れの厳しい坂道ですが、分かりやすくなぞってみると、

k

こんな感じです。

頂上付近には、ゴールまであと〇m看板が50mおきに設置されており、仕掛けどころの目印となります。

1476602564548

14時40分のスタートでしたので、宿からコースまでの自走も含めてしっかりとした準備ができました。

直前のアップは勿論GTローラーで。路面コンディション問わず、安定した中で負荷をかけて乗れるのが魅力です。

気温が高めだったので、イナーメのアップオイル「サマー」を塗ってからローラー開始。足に疲労を残さないように、ケイデンス高めに心拍数を上げておきます。スタートして即、登坂開始なので、アップが完全でないと、開始5分でレースが終わってしまいます。

dsc_1020

今回の使用自転車はこちら、FUJI のTRANSONIC SL です。エアロフレームながら軽量ということで今回のようなコースには最適と思います。ホイールはテクニカルな下りでのハードなブレーキング対策としてCampagnolo SHAMAL MILLEを選択しました。

思うところがあってクランク長を変更したのでパワーメーターはなし。インナーギアは変わらずバロックギアの39T+-1。

フレーム:FUJI TRANSONIC SL 52サイズ(サドル高680mm)
ホイール:Campagnolo BORA35 F/R
タイヤ:challengeクリテリウム 700*23C 7.5気圧
ハンドル:Deda ニュートンシャロー440mm
ステム:Deda Zero100 120mm
サドル:スぺシャライズド ローミン
パワーメーター:なし
サイクルコンピューター:SGX-CA500
ペダル:PD-6800
ギア比:53/39×11-28 ※インナーバロックギア

重量:7.3kg

sinフォトグラファー高木秀彰 氏twitterより

今回一番マークしていたのは、前日、同コースで行われたタイムトライアルE3クラスで優勝→昇格してきた、CS Slingerの新村 穣 選手。

法政大学を卒業し、茨城県職員として勤務する傍らトラック中長距離種目で東京オリンピックを目指している選手です。

今回はトレーニングレースとしての出場だと思いますが、脚力が桁違いなのは言うまでもありません。

神奈川県出身の選手ですので、皆様応援の程よろしくお願いいたします。

新村選手個人ブログ →http://blog.livedoor.jp/minori_shinmura/

_20161016_171808

レース全体のリズムとしては、5分弱の登り→17分平坦→3分下り、と登りを耐えきれば20分は休める計算です。

まるでローラーのインターバルのようなコースですが、平坦から下りにかけてもポジションを落とさないために常に気を使うのでうまく立ち回らないと次の登りまでに呼吸を落ち着かせることが出来ません。

イメージとしては、体重60kgの選手で、5分5倍 →17分3倍 → 3分2倍 といった感じのワット感でしょうか。

3分~5分の登りは得意なので、あとは平坦路で足を使わず、下りを安全にこなせればゴール勝負できるかなと考えておりました。

1476602553821

今回はその下り坂が懸念材料でした。

正直、下りは得意ではないのでなるべくポジションを落とさずコーナリング中にびびってブレーキ掛けないようにということを心がけておりました。

_20161016_171742

やはり公道レースはダイナミックで良いですね。これぞロードレースという感じです。

レースは無難に最終周回の登り坂まで先頭集団でこれましたが、純クライマーな選手達の軽快なヒルクライムに付ききれず、トップから30秒落ちの13位でゴールしました。

_20161016_162941

今シーズンいちトラブル無く出し切れたレースでしたが、実力通りの結果でした。もちろん優勝を狙っての出走でしたが、ヒルクライムなレースで番狂わせはありません。

次戦はサイクルモード併催の「幕張クリテリウム」の予定ですが、定員制かつ抽選なので走れるかどうかわかりませんがしっかりと準備したいと思います。

いつも応援ありがとうございます。

Pedalist

福本

Photo by チームメートの 小林耕平 様、いつもサポート感謝です。