Pedalistの福本です。
来年もFUJIのTRANSONICを使わせていただきます。
2017年モデルは、この「Avantgarde」カラーでより精悍なイメージとなりました。ちらっと見える幾何学模様、ステルスなロゴなどなど、展示会で一目ぼれしてしまったカラーリングです。
定価も¥240,000+税と1万円のプライスダウン。専用シートポストなども付属しておりますので、各ブランド、フラッグシップモデルの中でも随一のコストパフォーマンスを誇るフレームです。
組み立てにあたってはいくつか部品も新調いたしました。
ボトムブラケットには「WISHBONE(ウイッシュボーン」のPF30用を用意いたしました。
G5グレードの滑らかなセラミックベアリングと、左右のシェルが中央で勘合する機構で制度が良く、今までにない回転の軽さを実現したBBです。
フレームに圧入するタイプのBBが増える中、フレームの精度による回転軸のずれ、音鳴りなど、様々なトラブルが散見されました。まさに救世主のようなBBです。
お客様のバイクにいくつか組み付けさせていただきましたが、組み付けのしやすさ。回転の軽さを目の当たりにし導入を決めました。
クランクも新調いたしました。
ROTOR 3D24 AERO クランクに、アウターリングは真円のnoQ、インナーには楕円ギアのQ-ringを選びました。
フレームカラーが黒なので、黒い面積を増やしたかったというのが一番の理由です。見た目が一番です。アウターギアが剛性感抜群なので踏み応えもありますし、変速もしっかりと決まります。
もはやサードパーティーとは言えない性能ではないでしょうか。
さて、フレームに関して。
2016年度モデルからはカラーリングの変更のみですが細かい部品が変わっていました。
気になったシートポストの構成部品。2016年モデルでは75g。
2017年モデルでは84gでした。
固定方法の見直し、コスト削減部分なのか、理由は定かではありませんが、軽量化命!という方には大事なポイントですね。特に専用シートポストなモデルは選択肢がありませんので、フレーム選びの際には付属部品も重要なポイントです。
コンポーネントは載せ替えなので配線をしていきます。コンポーネント自体は4シーズン目に入ります。
このフレームで都合5本目の載せ替えになりますが、電動コンポーネントのトラブルは皆無で信頼性の高さがうかがえます。
月一ぐらいの頻度で水洗い洗車もしますので防水性に関しては全く問題ないでしょう。
ウィッシュボーンのBBはするっと入り、しっかりと勘合します。クランクを入れたときの「すっ…」と入る感じがたまりません。
BBにクランクが通りにくい、トンカチでたたかないと入らないなどの場合は、回転に対して相当なロスがあるように思えます。
フロントディレイラーの取り付け。
ディレイラーの羽、右端はチェーンリングに追従しておりますが、左に降りていくにつれ歯から離れていってます。
このフレームのFD台座は角度調整が効くタイプですので、左側に少し傾けて調整をします。
安定した変速性能を誇るDi2コンポーネントですが、しっかりと下調整の上に高性能が成り立っております。
組上がりました!前年モデルと並べてみると部品はほぼ同じですが違う自転車のようですね。
今回フレームを取り換えた一番の理由は「同じフレームのサイズ違いに乗ってみたい」ということ。2016年モデルよりワンサイズ落としてみました。
各チューブなどの長さの他、ヘッドチューブ、シートチューブの角度も変わったのでまるで違う乗り味でしょう。
じっくりと乗り比べることでどのような違いを感じるのか。とても楽しみです。
ここまでロゴを主張させないデザインも珍しいですが、ちらっと見える感じがお気に入りです。
以前power2maxで3Dクランクを使用しておりましたが、クランクアームが延長されたAEROクランクもまた違った踏み心地になりそうです。
サイクルコンピューターは引き続きPioneerのSGX-CA500を使用いたします。多岐にわたる機能や操作性の良さ、シクロスフィアの見やすさ、デバイス的には電池の持ちが良いのも魅力ですね。
少し乗って感じたことなどまたアップしたいと思います。
Fuji、良い自転車ですよ(^^)試乗もお気軽にどうぞ~
在庫分の54サイズフレームも入荷しております。
ふくもとでした。
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