本日はスイスのバイクメーカーBMCのニューモデル「 SLR-01 」のディーラー向け試乗会にお招きいただき、東京オリンピック自転車競技の会場となります日本サイクルスポーツセンターまで行ってまいりました。
感覚を忘れぬ間に、私が感じたフィーリングをお伝えいたします。
修善寺といえば、もちろん試乗コースは5kmサーキットとなります。
心臓破りの坂は険しく、バイクの重量がそのまま走りに影響を及ぼします。
くだっては「スピード落とせ」と注意喚起があるように結構な傾斜をテクニカルなコーナーをこなしながら下っていきます。なれていない方ですと恐怖感を感じるほどのスピードが出ます。路面が綺麗に整備されているということもあり、脚を回さずとも60kmを優に超えていくようなダウンヒルです。
様々なレイアウトからバラエティに富んだ5kmで日本有数のタフなコースです。新城幸也選手のステージ優勝が記憶に新しいツアーオブジャパンをはじめ数々のドラマが生まれたコースでもありますが、ここで勝てる選手には尊敬の意しかありません。
また、某アニメの影響を受けたのか、弊社の先輩社員の方より「一緒に走りに行こうよ♪」とお誘いを受け、「スケジュール確認しておきます♪」といったものの、未だに確認はできておりません。。。
と、最新バイクの性能を堪能するには申し分ないコースでの試乗会となりました。
早速こちらが噂のニューバイク「SLR-01」
ツールドフランスでの鮮烈なデビューが記憶に新しいですが、国内総代理店であります、フタバ商店様にいち早くこういった場を設けていただき嬉しい反面、皆様にしっかりとフィードバックする必要がありますので責任重大でもあります。
合計3周走行し、参考までに2周目には単独走で9分台のラップがありました。
走りに関しては、言うことなし。簡単で恐縮ですがそれ以上ありません。
登れば軽く、下れば思い通りのライン、ブレーキもしっかりと利き、スプリントでよれることもなくペダリングのパワーを前へ前へ押し出してくれます。
ヒルクライム、ロードレース、耐久レースとシーンも選ばないでしょう。完成度高く、選んで間違いのないバイクです。
ブラッシュアップされた各部の細かなディティールを見ていきましょう。
まずは大きな変更点から、BMCの目印でもあったトップチューブ下のブリッジが埋められた形となりました。
埋められた空間にはシートポスト固定の臼が埋め込まれる形となります。
外観的にはよりすっきりとした印象で、通常の六角ボルトということもあり整備性も悪くありません。
ボトムブラケットは引き続き、BB86規格となります。シマノクランクとも相性の良い規格となります。
フロントフォークは伝統のストレートフォークで、ダンシングではよれることを知らず、クセのないコーナリングが可能です。
ブレーキキャリパーは前後ともダイレクトマウント仕様となりました。
制動力や整備性に優れており、フラッグシップモデルに限らず採用されることが多くなりました。
ヘッドチューブから挿入されるリアブレーキのアウターワイヤーの取り回しも改善され、フレキシブルに動くようになりました。使用していくうちにアウターワイヤーが割れてしまうと2017年度以前のモデルユーザー様でお悩みの方も多いと聞きますがこういった部分もマイナーチェンジされております。
細かなところですが、ブレーキ周りは大事なところですね。
気になっている方も多いのではないでしょうか、ディスクブレーキ仕様も発売が決定しております。
ディスクブレーキモデルではブレーキキャリパーが取り付けられます、右フォークとチェーンステーの強化が不可欠です。左右非対称な形状やパイプの太さを計算し、必要な剛性を待たせながら重量増を最小限に抑える事に成功しているとのことです。
また、2017年度の注目モデルだった「ロードマシーンシリーズ」の流れを汲み、ブレーキホース内蔵式のステム/フォークが採用されるなど、近未来的なBMCデザインをレースシーンでも見ることが可能となりました。
どうしても重量増のイメージが否めないディスクブレーキ仕様のロードバイクですが、SLR-01ならその心配もないでしょう。
参考資料となりますが、価格表、仕様、カラーラインナップは上記画像の通りとなります。
上段がリムブレーキ仕様、下段がディスクブレーキ仕様となります。完成車は仕様ごとにカラーが設定されており、フレームセットは2色づつお選びいただけるラインナップとなりました。
リムブレーキのスラムレッド仕様は、ホイールもマビックのキシリウムが付属してきますので大変お買い得なモデルといえるでしょう。
他モデルもお見せできる資料をいただきましたので、2018年BMCが気になる皆様には是非店頭でご紹介させていただければ幸いです。
2017年モデルSLR-01ユーザーでもある、弊社社長の野田も納得の正常進化でした。
こんなバイクでレースを走ってみたい、そう思えるバイクでした(‘◇’)ゞ
取り急ぎ、速報版のご報告まで。
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