今年で4回目の参加となる佐渡ロングライド210。私自身5lap目となり丁度1,000kmをクリアしました。
レースではありませんが、走行距離210kmを完走した時の達成感は半端無いです。
毎年スクール生の方の目標の一つになっていますが、一度行くと素敵な景色、美味しい食事、信号が無いコースに魅了されてリピーターも多いイベントです。
今年は直前にコース変更があり、獲得標高が2000m超えと!タフなサイクリングになりましたが無事全員完走となりました。
2018年佐渡ロングライド「大人の遠足」のレポートをお届け致しますので楽しそうと思った方は是非来年ご参加ください。
5月18日(金)22:00Pedalist出発!
出発前の記念撮影。普段サイクルジャージ姿しか見ないので私服姿は違和感バリバリです。
初めて210kmに参加するには条件があります。
オフィシャルなイベントでソロで100km以上を完走した実績が必要です。
Pedalistでは富士チャレンジ、袖ケ浦エンデューロ、あずみのセンチューリーライド等に参加して資格を得ております。
来年出たい!と言う方はお気軽にご相談ください。今から開催されるイベントでは富士チャレソロがお勧めです。
コースレイアウトを覧ください。
全体像だけ見ていると例年と変わりありませんが、今年は災害の影響で2箇所コースが大幅に変更になっております。
ただのコース変更ではなく大きな上りが二つ追加になっています。
下の写真が高低表ですが、丁度中間地点の両津BS直後にヤビツ峠が1個追加。
160km走った後に斜度がきつい上りが追加になっております。
例年は両津BSでランチをした後に暫く海岸線のアップダウンを気持ち良く走るんですが、今回はヤビツ峠が出現するんですから、最初からこのコースが発表されていたら参加者が減ったのではと無いかと思われるほどの鬼畜な上りです。
走り出してしまえばゴールを目指すだけですが、Pedalistの佐渡ロングライドはただ走るだけではありません!
毎年佐渡の魅力を満喫している所も人気イベントの一つです。
今年は参加者の方からのリクエストで、美味しい回転寿司と酒蔵「北雪」の工場見学に行き美味しいお酒を楽しんできました。
6月19日(土)10:30 回転寿司店の弁慶。
いつも行列が出来ると有名な弁慶。開店と同時に入店ましたので待つこと無く入れました。
リーズナブルなのに本当に美味しいです
とにかくネタが美しいです!
回転寿司と思えないネタに皆感動です!
去年はマイクロバスを一人で運転して頂いたF様。
今年はドライバーを免除させて頂きましたので朝の10:30からビールを浴びるように飲んでいます。
美味しいお寿司屋さんっ後にして、日本酒の工場見学に出発です。
酒蔵北雪!知る人ぞ知るとても美味しい辛口のお酒です。
超音波をあてることでお酒が美味しくなるそうです。
工場見学の後は利き酒。
どれも美味しくて皆様お土産?自分用?かなりの本数を買われておりました。
と楽しい佐渡観光を行なっておりますが、外は冷たい雨。しかも強風で半袖では過ごせないほど。
過去4年間晴天に恵まれていますが、天気予報でも朝方まで雨予報と微妙な空模様です。
大人の遠足のお楽しみ夜の部!美味しい海鮮料理を食べながら軽くビールを飲んで8時には就寝。
コースレイアウトの変更による足のダメージ等々を話しながら、皆で仲良くゴールしましょうと紳士協定を締結して解散します^^
5月20日 イベント当日
3時に起床し、4時出発で現地に向かいます。
心配された天気は晴れ!晴れ男無事今年も一番重要な任務を遂行致しました。
前日までの雨と風のせいか例年より寒く、半袖とビブショーツでは厳しい気温です。
雨を予想して準備していた、冬用のレッグをウオーマーとアームカバーを装着為、半袖ジャージの上にウインドウベストを羽織りスタート。
終日この格好で暑くも寒くも無く丁度良い感じでした。たまにアームカバーを外すと寒いくらいです。
雨予報が無ければ持って行かなかったのでラッキーでしたが、天候が良くてもスタート時間が早く寒いのでウインドウブレーカーはマストアイテムになります。
スタート! 5:00過ぎ
今年は参加者の足並みが揃っていたので、A1(速く走りたい人)で申し込んだのですが準備に手間取りA3枠でスタート。
景色を見ながら綺麗なトレインを組んでゴールを目指します!
楽しくも辛い一日のスタートです。
スタート後20km地点にある相川ASをパスして40kmの入先SSまで走ります。
朝早いことと前日からの車移動を考慮し、30kmから35kmのスローペースで景色を楽しみながらノンビリと走ります。
走り易い道なので気が付くとつい速度が上がってしまいので要注意です。
昨年は無理して付いてきた方が両津でリタイアという悲しい過去がありました。
今年は速度を上げずにPedalistトレインは颯爽と駆け抜けていきます。
40km 入先SS
スタート時間が遅かった事もあり、一つ目のASを飛ばしてもこの人混み。
トイレをASで入ろうとするとかなり時間をロスしますので、ASは補給をメインに行いAS以外のトイレを活用する事をお勧め致します。
Z坂。
佐渡ロングライドの名物となっているZ坂。
今年もしっかり「Z」になっておりました!
Z坂の前でベタなZのポーズ^^
Z坂は斜度も少なく、距離も短いので楽にクリア出来ますが途中の景色が絶景な事に何度走っても感動します。
坂の途中で止まって景色を見るも良し!写真撮影をするのも良しですので坂馬鹿な方も是非ノンビリと景色を見ながら走ってください。
私も今年の目標は楽しく景色を見ながらユックリ走るですので、途中で足を止めて記念撮影させて頂きました。
人数が足りないのは我慢出来ずに飛び出してしまった人がいるためです^^
綺麗な景色を見ながら登ります!
自転車を止めて見ている景色はこんな絶景なんです。
初参加のU様も絶景に満面の笑み^^
Z坂をクリア後72km地点のはじき野ASを目指します。
景色の良いところでしっかり記念撮影を行いながら進んでいきます。
大野亀!
亀に似ている事から名付けられたようですがまさしく亀ですね。
今回先頭を交代で引いてくれたG様と2ショット写真。(鬼引きありがとうございました)
今回のメンバーは本当に足が揃っていたので、待つ時間も殆ど無く終始綺麗なトレインを組んで走ることが出来ました。
大野亀を登りきると有名なソフトクリーム屋さんに今年はチェックイン!
一年でこの日が一番売れる日だそうで、ハードウエアが供給に追い付かず長蛇の列が。。。。。
毎年誰かがアタックを掛けるため通過してしまうポイントでしたが、今年は絶対食べたいとの強い要望があり立ち寄りました。
念願叶ったソフトクリームはさぞかし美味しかったでしょう^^今年のベストショットです。
72km はじきのAS
佐渡ロングライドの魅力の一つはASでの美味しい食事。
オレンジなどのフルーツに加えて焼きおにぎりなども用意されております。
しかも売切れることが殆ど無く。ボランティアの方達の暖かいお出迎えが元気をくれます。
焼きおにぎりとオレンジが美味です。
100km両津BS
毎年ここまで飛ばし過ぎて皆ヘロヘロの状態で辿り着きますが、今年は誰もアタックする事が無かった為皆元気一杯です。
食事を早々に済ませ今年急遽追加になった上りに挑みます。
かなりの斜度で最大で20%近くあったようです。途中押している方も多く見かけましたがノンビリ登れば意外に簡単にクリア出来る坂でした。
上り切ると安全に下れるるよう交通規制が引かれ、下山ウエイティング渋滞です。
後ろを見ると長蛇の列。
チームメイトも目の前で落車があったようで危なく巻き込まれると所だったと、、、、、下りは要注意ですね。
レースではありませんので安全に下るのが一番です。
昨日工場見学をした北雪の前で記念撮影。
お土産に買って帰りましたが本当に美味しいお酒です。
機材紹介
ここで今回の佐渡ロングライドで使用した機材を紹介致します。
DE ROSA SKピニンファリーナデザインのエアロバイクです。
ホイールは決戦ホイールのレーシングゼロ。アルミホイールの中ではtopクラスのホイールでハブの良さは集団内で足を休ませる事が出来る強力な武器です。
実はこのバイク佐渡出発の直前に急遽乗る事になり慌てて組立てました。
ローラーで軽くポジションを出しただけで殆ど走らないで、いきなり210kmの走るのは不安もありましたが落差が出しやすく、ポジションも驚く程すんなり決まり、210km走行してもどこも痛めること無く楽に完走出来ました。
BMC SLR01-Rと比較するとゼロスタートは正直ギア二枚ほど重く感じます。
そしてゼロスタートから走り出し30kmくらいまでは少しかったるいかなと思うところもあります。
それは30km過ぎてから軽く廻していくとヌルヌルと進みいつのまにか速度が乗っています。
自分の感覚とサイコンの表示速度の乖離があまりに大きくサイコンが狂っているのでは無いかと思う程高速巡航性能と速度維持が楽です。
感覚的に35kmで巡航しているつもりで走っている時のサイコン速度が40km出ています。
フレームの空力が良いの+ハンドル落差により人間の空力も良くなっての相乗効果もあると思います。
SKはガンガン踏むよりも綺麗に廻してあげると進んでくれるます。
BMCではガツンと踏むと踏んだ以上の反応がありますが、SKは無理して踏まずにクルクルクルと廻してあげるといつの間にか速度が乗っており足にとても優しいフレームです。
軽いフレームではなく、見た目も平地を主にしているような設計ですなので、何処まで上れるか心配しておりましたが、踏まずに綺麗に廻してあげるとヒョウヒョイと軽やかに 上っていくから不思議です。
下りに関しても大丈夫か?と思いましたが下りも狙ったラインを安心して攻める事が出来ました。
下りが怖いバイクは本当に乗ってられないですかね^^
ブレーキもダイレクトマウントのお陰でしっかり効きます。
見た目良し!走り良し!そして価格もDEROSAブランドとしてはリーズナブルなとてもお勧めなバイクです。
佐渡から帰ってきてフレームの感想を山崎に求められ、BMCの様にパキパキしていないけど楽に巡航できて足が残ると話したらレースではそれが重要なんですよと言われ確かにと強く納得した次第です。
長く乗れそうなバイクです^^
レーゼロでロングを走るのは辛くないですか?と聞かれました
ピレリタイヤを履くとホイールの硬さが軽減され快適に乗る事が出来ますので是非お試しください。
140km 多田AS
ゲストライダーの石垣美帆さんを見つけた方が記念撮影をお願いした所とても気さくな方で快く撮影に応じて頂きました。
ありがとうございます。
162km 小木AS
いつも出来たての熱々の美味しいおにぎりはこのように作られております。
数千人分を用意するので準備を考えると本当に大変だと思います。美味しいおにぎりありがとうございました!
後半の絶景ポイント。足を止めて見る価値はあると思います。
残すところ最後の上りで終了となり皆さん元気です。
185km素浜AS
ここまで辿り着けば残りは25kmゴールしたも同然です^^と言いたいのですが毎年ここからの上りに苦しめられています。
更に今年は一山追加といつも以上に最後の力を振り絞らなくてなりません。
ASの写真を失念してしまいましたが、毎年ここでは食べ物よりも最後の力を振り絞れる物が振る舞われます。
蜂蜜レモン、オレンジ等々、、、、又後半になるとおにぎりも白米を握った物に塩を付けて食べるシンプルな物になります。
皆最後の上りをクリアするためにクエン酸とおにぎりを摂取しスタートします。
Pedalistではここまでで一人の方がリタイアしてしまいましたが、残り7人は元気一杯です。
私は毎年補給で失敗しているのですが、今年はASで止まる毎に食事+「MgOn」「MEDALIST」を交互に摂取する事でハンガーノックにならずに走り切れました。
Mag-Onはカロリー補給と脚攣り防止
MedalistはPedalistと一文字違いだから^^ではなく、まず味が美味しい^^
そして昨年補給失敗で脚攣りとハンガーノックを起した時に、一気に2pac補給したら回復した経験がある優れものです。
Pedalistでも最近取扱いを開始したMUSAHI。
小分けの袋なので遠征時に凄く便利です。走行中にBCAAは効果的ですがKUANはプロテインの代りとして使えます。
しかもプロテインより吸収が早く溶かさずに飲めるから容器も必要無く非常に便利です。
更にカロリーが低いので体重管理に気を遣っている方にもお勧めです。
ライド後、筋トレ後、トレーニング後に飲むと効果的ですので是非一度お試し下さい。
ボトルの中身は一本は緊急用に真水、もう一本は梅丹の「電解質」。
不味いと評判の電解質ですが脚攣り防止に最適です。慣れると普通に飲めるようになります^^
これからの暑い季節ポケット又はサドルバッグに1包いれておくだけでいざという時に助かるかもしれませんよ^^
今回は3日前からこの電解質とOS2を毎日500CCから1000cc摂取する事でウオーターローディングを行ないました。
ウオーターローディングは本当に効果的ですので是非一度試してください。
真水でやると排出されてしまう量も多くなるのでOS2、電解質等でやることをお勧め致します。
又夏場に真水のみの摂取は脚攣りを起しますので気をつけてください。
最後の上りに入ります。
海岸線の綺麗な景色から一転して、永遠と続くようにしか見えない無っ直ぐな上りに心を折られそうになります。
初めて走られる方には、最後のASでしっかり補給を摂るこ事、オーバーペースにならないようにする事が大事です。
上り始めると確かにきついですが、今年はそれまでに沢山の坂をクリアしてきたせいか身体が坂慣れしており拍子抜けするほど簡単に終了。
ゴールに近づいてくると安堵感から皆笑顔です!
残り200m!スプリントせずに笑顔でゴールする。
速さを競うのでは無く、走る事に達成感を味わうイベントも楽しいですよ。
ゴールと同時に名前を呼んで頂けるのが嬉しいです^^
皆様イイ顔してますね!
サポート隊の私も最後尾からゴール!
昨年はDNSとなってしまったH様も無事完走!
2年連続のA様。
昨年千切り愛の末DNFとなったF様も今年は無事完走となりました。
全員で記念撮影。
夜は温泉で身体を癒やした後、宿で打ち上げ!最高に楽しい一時です^^
そして夜9時には就寝。健康的ですね。
両津からお世話になった佐渡をフェリーで旅立ち
帰り道もグルメライドは継続致します。
海鮮料理は満喫したので、昨年も好評だった新潟のソウルフード!
新潟タレカツ丼。タレカツ丼発祥の店と言われている、とんかつ太郎でランチです。
卵で綴じないタレカツ丼。関東ではお目に掛かる事はありません。
名古屋の味噌カツ丼、ソースカツ丼とは違うさっぱりした味付けです。
カツ丼で5枚、特性カツ丼は更にご飯の中にカツが敷き詰められております。
あまりの量に蓋が閉まりません^^肉がはみ出ております。
食べていくとご飯の中にもカツが埋め込まれております。
美味しい食事を終え無事帰宅となりました。
又来年もPedalist佐渡島ツアーを開催致しますので是非ご参加ください。
オフィシャルなイベントで100km以上の完走実績が無いと参加出来ませんのでご注意ください。
来年もこの感動と達成感を皆で分かち会いましょう!
横浜ロードバイク専門店Pedalist ペダリスト
横浜市磯子区久木町17-7
TEL:045-761-0012
ロードバイクスクールも開催しておりますので皆様のご来店をお待ちしております。
次は富士ヒルですね!
過去の佐渡のレポートは以下をご覧ください。
2015年参加レポート→ここをクリック←
2016年参加レポート→ここをクリック←
2017年参加レポート→ここをクリック←