2018年6月7日~13日まで開催された第5回Pari s→Modenaに参加したのでレポート致します。
タイトル通りフランスのパリからイタリアのマセラティモデナ工場まで約1000kmを5日間で走るイベントです。
ファンライド的な要素が強いと勝手に解釈して申し込みましたが、出走直前に届いたコースレイアウトを見て驚きました!
ツールドフランスで走る山岳コースも含まれ、うわー大丈夫か?と不安になる程の難コースです。
単純計算すると5日間の獲得標高は1万メートルを超えており、私の年間獲得標高を超えてしまうのではないかと思える程。
まあそれでもレースでは無いので何とかなると気楽に参加しました。
走り以上に心配だったのは、現地集合、現地解散の表記。
集合場所までちゃんと行けるのか?
帰りはちゃんと帰れるのだろうか?
往復の心配をするほど、英語が話せません。
事前のエントリーリストを見ると参加者は29名。
内訳はイタリア11名、スペイン3名、フランス9名、アメリカ2名、ベルギー2名、そして日本からは2名の参加です。
今回は幸いな事に日本から二人の参加となりましたが、元々一人で出る予定でしたし、走っているときは言葉はいらないし、あとは出川流コミュニケーションで何となると思っておりました。
一応翻訳ソフトをインストールしていきましたが、帰りの空港で荷物を預けるときに一度だけ使用したくらいです。
あとは相手の方が一生懸命聞いてくれるので何とかなりました(笑)
往復とも日本から参加の方と途中で落ち合い一緒に動く事になったのですが、相手の方も全く語学がダメで珍道中もドキドキしながらも楽しい旅になりました。
パリに着いた初日にホテル近所のバールで健闘を称え合い乾杯!初対面でしたが10年来の友人の様になりました。
フランス語のメニューは良く分からずフィッシュ&チップスをオーダーしましたが本場イギリスで食べたより数十倍美味しかったです。
当初の予定ではパリに2泊してLYONまでTGVで移動する予定でしたが、移動日がストの為急遽一日早く移動する事に。
電車までの時間早起きしてホテルの周りを散策します。
ちょっとした街並がオシャレです。
立派な建物に沢山の人がいるなと思ったらルーブル美術館でした。
残念ながら時間の関係で入れませんでした。
いつか観光でゆっくり見て回りたいです。
下の写真は駅構内です!歴史がありとても綺麗です。
とても広く大きいので迷子になるのは簡単です。
ParisからLYONまでは現地をよく知る方のアテンドで無事集合場所に到着。ありがとうございました。
今回の行程は以下の通りです。車での移動も含まれます。
1日目Paris→LYON→CHONAS L’AMBALLAN
2日目CHONAS L’AMBALLAN→150km→MENS→74.5km→CHAMOIS D’OR,ALPE D’HUEZ
3日目ALPE D’HUEZ→107.5km→MODANE→125km→TORINO
4日目TORINO→86km→ALBA
5日目ALBA→292km→LIDO DI CAMAIORE→89km→
6日目MONTECCATINI→81km→BARIGAZZO→72.7km→BIO HOMBRE→12km→MASERATI MODENA
6月7日 初日はバイクフィッティングとウエルカムパーティ。
集合場所からホテルまで行程表では車で移動と書いてありましたが、車に乗り込み向かった先は、、、、、
どうみてもホテルではありません。倉庫の様な場所に到着するとヘリコプターが待機しているではありませんか。
最初のサプライズはヘリコプターの移動からスタートです。日本とはスケール感が違います。
このヘリに乗って降りたのはヘリポートでなくホテルの中庭。(Photo by Frederrik Herregods)
静かなホテルに次から次へとヘリが降りてきます。
はしゃいで自撮りしている姿がオフィシャル動画にも映し出されていました。
スケールが違います。「Photo by Frederrik Herregods」
今回はシューズ、ペダル、サイコンのみ持参であとは全て主催者側で用意されております。
早速バイクフィッティング。バイクはSPECIALIZEDのS-works Roubaix Di2。ディスクブレーキ搭載車です。
上りが多いって事は下りも多いのでディスクブレーキ搭載車は安心して走れました。
自分のバイクはどれかなと探しているとフレームにネームプレートが。
全員が同じバイクに乗るのでどうやって区別するのかと思っていましたが一つ一つがにくいです。
バイクメカニックも多数いましたが、自転車屋さんとして極力自分でとセッティングしようと作業開始。
リストには入っていませんでしたが、サドルも持参しました。私以外にも持ってきている方は多く持って行って大正解でした!
セッティングを行なっているとハンドル位置を下げることが出来ないではありませんか!
メカニックに聞くとサスペンションが内蔵されているのでハンドル位置は下げられないよ。
それにこれはコンフォートモデルだからポジションなんか気にしないで気楽に乗ってとファンキーな回答が^^
他の方もジオメトリー表を持ってきておりセッティングするように依頼しても、出来ないの回答に皆両手を広げて大げさにアクション!
私のポジションは普段中々決まらないのですが、サドルを微調整しただけで即OK!
しかも期間中1回もポジション変更なしで乗る事が出来ました。軽くてとても良いバイクでした。
黒く見えますがブルーの綺麗なフレームです。
セッティングも完了するとコース説明等が。
この時もレースで無いので、走るだけでしょうと呑気に聞いていました。
1マイル走行毎に1Euroを寄付するチャリティーライドでもあります。
今回もしっかりフランスの財団に寄付しておりました。
ジャージ、ヘルメットなども全て支給されます。
今回支給されたウエア関係一式。デザインも良くカッコ良すぎです。
マセラティがメインスポンサーですので、一番大きなロゴになってます。
夜はホテルでウエルカムパーティ
MICHELINの☆を獲得しておりとても美味でした。
Part2から楽苦しい様子をレポート致します。イヤー!マジ辛かった。
横浜ロードバイク専門店Pedalist ペダリスト
横浜市磯子区久木町17-7
TEL:045-761-0012