Paris Modena Part5Alba→LIDO DI CAMAIORE→MONTECTINI TERME

Paris Modena Part5Alba→LIDO DI CAMAIORE→MONTECTINI TERME

イタリアに入って2日目。走行82km 獲得標高750mのわりにはキツかったです
4日間上ってばかりいると本当に平地が恋しくなります。更に痛い所もあちらこちらに出てきます。
今日のコースも距離が短く下りも多いので楽勝だよ!でも最初に短いけど2つガツンと上りがあるから楽しんでね^^
あ、最後にもう一つ上りはあるけど最後は下って終わるから一日頑張りましょう!(笑)と簡単なミーティングが終り一日が始まりました。

この日は早起きして出発地点までバスで移動。
バスに乗っている時間が予想より遙かに長く、朝食としてエナジージェルとバナナが支給されたが、食べる気にならずにお腹ペコペコで走る前にハンガーノックをおこしそうになる。
トイレ休憩でSAで止まると美味しそうな物が売ってるけど一文無し。お腹は減るし、喉渇くし、、、走る前から試練です(笑)

一度バスに戻ったのですがどうしても我慢出来ずにお金を借りて無事食事にありつけました^^
TeamJapanは全員一文無しだったので、こっそり購入し差し入れすると満面の笑みでした。
私一人食べていたら一生恨まれていたことでしょう(笑)

SAで購入したの下のパニーニ。こんなのが高速のSAで普通に売ってるんですが、日本で云う所のオニギリみたいな感覚なんでしょうか。
メチャクチャ美味しかったです。

海が見えてきます。久しぶりの標高0m!いい感じです。

「Photo by Frederrik Herregods」

ビーチでランチを食べ出発します。

本日のゲストライダーその1
アレッサンドロ・ペタッキ!!!!
つい最近までグランツールで走っていたのでロードレースファンなら殆どの方が知っていると思われますが、現役時代の成績を調べて驚きました。
スプリンターとして各グランツールに出場し、ツール通算6勝、ジロ22勝、ブエルタ20勝と輝かしい成績を残しています。

ペタッキと元世界チャンプのバッランに引いてもらい走りました!。贅沢ですね。「Photo by Frederrik Herregods」

左がバッラ、右がペタッキです。

途中で道をロスト。集団で迷子(笑)

流石茶目っ気があるイタリアン!勝手に乗り込み自撮しています。

こちらは本当に偶然のチッポリーニとのすれ違いました。
流石イタリア!日本では見ないフレームに乗ってるなと見ていたら本物のチッポリーニでした。
伝説のスプリンターはまるでターミネーターのようでした。

いよいよ上りです。上りに入るとイタリア代表チーム監督ダヴィデ・カッサーニ氏が必ずアタックを仕掛けます。
それについて上っていきますが、1kmくらいで千切れ。後続のクライマーチームに抜かれていきます。
この後もカッサーニ監督は上りに入るとアタックを繰り返す元気な方でした。

上りきった所で記念撮影。

動画を見て頂くと、監督のアタックについて上って行くのが分かると思います。
この頃になると誰がどんな脚質でどれくらい走れるか分かってくるのですが、最初に飛び出して1kmくらいでダメになってヘロヘロになっている私の背中を叩きながら、Hey!Noda!Come On!と皆さん声を掛け抜いて行きます。
動画はこの日のハイライトです。(Paris Modenaオフィシャル動画)

そしてお前は最初だけだな、もう少し頑張れよと(笑)
自分は最初だけ登れれば充分なんです^^

山をもう一つ上り「Photo by Frederrik Herregods」

上りきった所でパトカーが数台待機しています。道一杯に広がり勝手気ままに走っているので、通報されて注意されるのかと思っていたのですが、注意でなくパトカーがサポートしてくれるではありませんか。
市街地に入ると信号は全て警官が道を止めてくれます。更に安全を確保する為に対向車も止めてくれる様相はまるでオフィシャルなレースの様でした。
観光地らしき所を通過すると到着したのでは「ピノキッオ公園」
特に何があるのではありませんが、山の中腹に水が流れ花が咲き木が茂り今までに見たことが無い、本当に美しいスケールの大きな公園でした。

物語りではキツネに火を付けられたピノキオが山の中腹を逃げていたと説明を受けましたが、、、、、、間違っていたらごめんなさい。

公園の外に出るととにかく大きなピノッキオ像が建っています。

途中綺麗な公園を走っているときに先頭まで出てTeamJapanで記念撮影
私達は完全に旧櫛津が違い、上りが早くいつも3番手以内をKeepしていたTさんと、平地と下りが得意な私とでは一緒に走れる機会が少なかったですが、この時はかなり強引に前に出て撮影してもらいました。お気に入りの一枚です。「Photo by Frederrik Herregods」

その後上りと下りを繰り返しゴール。
お尻の痛みはマックスに。
ホテルに帰りシャワーを浴びようとビブを脱ぐとお尻から鮮血が!!!!!
新品のビブショーツのパットが硬く、怪我をしたような切れ方に凄い血が、、、、、
血ってパットの白い部分に付くと一瞬赤くなりますが、直ぐに黒くなるんですね。

この日はディナーの前にサプライズがあるので、楽しみにしていてくれと言われていたのですが、出血の処理に時間が掛かり置いてきぼりに。
スタッフの案内で歩いて向かったのはエステ。遅刻した私は施術出来なく近隣を散歩して戻りましたが、久しぶりにリフレッシュできました。
しかしこのお尻ダブルの痛みに明日耐えられるか心配です。。。。

宿泊は歴史ある格式あるホテルでした。凄い長い廊下。
どこのホテルでもサイクルジャージで闊歩する姿は廻りから見るときっとおかしな集団だったのではないかと思います。

出発前に、2日分のタキシードを持ってくるようにと指示がありました。
今日は一番オシャレな格好をしてくださいと指示の元向かった先の途中でBMCの展示会をしていました。寄っていけば良かったかと。

歩いて到着したした所はTermeTettuccio。まるで宮殿のような場所です。

歴代のParis Modenaのジャージを着たマネキンが出迎えてくれます。

そして中庭。

この日のベストドレッサーだと煽てられ写真撮影されましたが、、、、、、日焼けで顔が真っ黒です。

昔水が湧き出るところで、ここの水を飲むと身体中が綺麗になると言われていたとか??

綺麗な所だと見学していると、何と本日のディナー会場でした。中に入ると最後の晩餐の舞台の様な広い場所に大きなテーブルが。

凄い空間でのディナーです。「Photo by Frederrik Herregods」

この日は珍しく席が決まってました。やっぱり姓名が逆です^^

色んな国の言葉が飛び交う中での楽しい席ですが、主催者側の細かな配慮で普段仲が良い人を廻りにくるような席のレイアウトの驚きました。
イベント開催から日数も経過していないのに、普段から行動を見ていないと出来ない事にこれまた勉強になります。
「Photo by Frederrik Herregods」

「Photo by Frederrik Herregods」

イタリアではソムリエは国家資格となり、誇らしげに首に大きなソムリエの証を掛けていました。

最初は話掛けてもフランス語しか話せないからと近づくことも拒否されていた方も、ガリビエ峠をクリアしたあたりからフレンドリーに。

日本の企業との取引もあるのでと親日家の方でした。

毎日登って、登ってを共に繰り返すと国籍に関係無く自然と一体感が出てきます。
右端の方が最高齢でフラペで参加されていました。

この方の筋肉質な足は凄いの一言でした。平地と下りになる必ず一緒走らせてもらいました。

毎日朝早くから夜まで走り廻り、夜は遅くまで毎晩パーティでお疲れのTさん。
この日は半分くらい寝てましたw

宴の最後はこのイベント只一人の女性参加者。今年開催された平昌オリンピックを持って現役をリタイアする方へお疲れ様のプレートがプレゼントされました。スキー同様自転車もとても強い方でした。

「Photo by Frederrik Herregods」

さあお尻の痛みも筋肉痛も最高潮でいよいよ次回ゴールを迎えます。
最終日も無論上りです。

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