2018年 益田InakaRide(島根県)参加レポート

2018年 益田InakaRide(島根県)参加レポート

今年全日本選手権が開催された島根県益田市。ロードバイクファンの方であれば一度は地名を聞いた事があるのではないでしょうか?
その全日本選手権が開催された益田市のサイクルイベント「益田InakaRide」に参加してきましたのでレポートをお届け致します。

このイベントの特長は
1、160km走って信号が一つも無い
2,現役の滑走路を走行出来る(萩・石見空港)
3,エイドステーションでのサービスが凄い!
4,景色が良い
5,最高のおもてなし=地元の方達が親切
6,全日本選手権が開催されたコースを走ることが出来る。

レースではありませんが、参加者の力量に合わせたクラス分けが明確なっており、どなたでも気楽に参加出来るイベントです。
主催者のHPからの抜粋すると
「コース設定は、 60km , 120km,160kmとなります。 参加者の方のそれぞれの走行趣向、体力、 経験により、
160kmは、『スーパーうさぎ』の スピード重視派、ほどほどスピード派の 『うさぎ』、
120kmは、ほどほどスピード派 の『うさぎ』、途中の風景を楽しみながらの まったり派の『かめ』の4種類。
そして、毎年好評の60kmの『ホッとHot60』 は、匹見温泉までの片道コース、匹見ASにて ゴール、昼食後、匹見温泉にて入浴し、 バスにてスタート地点グラントワへ、自転車は 専用梱包にてトラックにて運びます。
〈走行方式〉
120km(かめ、うさぎ),160km(うさぎ)のグループは、 グラントワから空港までは、グループ別に 白バイ先導のパレード走行後空港から フリー走行となります。
160km(スーパー うさぎ)は、グラントワよりフィニッシュまで グループ走行となりますが、途中、先頭から 一定時間を過ぎた参加者は、うさぎグループ へと変更して頂きます。
ホッとHot60は、約20名ずつのグループ走行 となります。」

私は昨年補給失敗により60km地点で千切れてしまい集団ゴール出来なかったリベンジを兼ねて「スーパーうさぎ」にエントリーしました。
他の2名の方は景色を楽しみながら走りたいと120kmにエントリーしています。

スーパーうさぎは約50名が1パックになってサポートライダーが引いてくれます。
昨年はU23の選手と海外からの招待選手が結構な速度で引いたため集団は見事に分裂し、最終的に残ったのは10名未満だったと聞きました。
今年は招待選手の姿は見えませんでしたが、昨年に引き続き相川選手が先導してくれました。
⇒昨年のブログはこちらをご覧ください →ここをクリック←
現地でこの記事を読まれた方達から「ブログ見ましたよ!」と沢山お声掛け頂きました!
見ていてくれる方いらっしゃるんですね。正直驚きました!ありがとうございます。又来年もお会いしましょう^^


STRAVAのリザルトでは走行距離159.1km 獲得標高2,137mと平地は滑走路のみで殆どが上り区間となります。
上りが嫌いな私ですが、何故か今年は上りのイベントに多く参加しておりますが相変わらず苦手で遅いです。
練習すれば速くなると言われますので、まだまだ練習が足りないようです。

120kmを走られた方は今年3回しか自転車乗っていない!と心配していましたが楽勝で完走しました。
最後にご紹介致しますがこのイベントは走行以外も沢山の楽しいポイントがありますので是非ご一緒致しましょう!

スタート前の記念撮影。右端の私は凄く小さく見えますが身長は178cmあります。
真ん中の方の自転車のサイズは何と61!国内ではまず見たことないです。
これだけ大きくても家族では一番小さくチビと言われているそうです(笑)

いよいよスタート!

今年も空港までは道路を封鎖して白バイが先導してくれます。空港を出る間ではパレードランですのでノンビリと走ります。

「主催者提供2017年度」

滑走路はまるで空と繋がっているようで、光の入り方も神々しく感動しました。
この素晴らしい光景を見る事が出来るだけでこのイベントに参加する価値はあると思います。

残念ながら走行中は撮影禁止ですので、昨年の写真をご覧ください。

空港を出るとフリー走行開始。
私が参加したスーパーうさぎさんは、この方が引きます。
スーパーうさぎさんクラスのみ先導者ありで集団で走行致します。そこから千切れると自然とうさぎさんクラスになり単独走行に切り替わります。

今年は昨年ほどペースは上がりませんでしたが、上り始めると50人くらいの集団は分裂して15人くらいまで減ります。
何とかギリギリ集団が見える範囲で食らいつき、下りで追い付くを続けていきますが、60km地点で爆音と同時に前輪がパンク。
勿論待ってくれる事も無く、ここで集団から脱落。一人旅の開始です。

パンク修理後一人旅を続けていきますが足の合う集団に会うことが出来ず、アップダウンが続く楽しいコースを一人走ります。
ここは集団で走ったら楽なのにと思いながらも、自分の得意なロケーションだった為遅れを取り戻そうと一人走り続けます。

途中こんなきれいな景色が沢山あります!

美しい田園風件。

渓谷

コース上ではありませんが、海に浮かぶ有名な祠も。

綺麗な風景写真は3枚ともMr.Wakasita様ご提供。

ランチASで120kmの仲間とスライド。そして先頭集団に追い付きました。

こちらが昼食です。とても美味しかったです。

ここまでかなり頑張って来た為、何とか追い付きましたが先頭集団と走るのは諦め一人旅を続けます。
途中何人かで廻しながら楽しく走る事もできました!ありがとうございました。

スイカはメチャクチャ美味しかったです。

ラスト二つ前のASで先頭集団を発見。まだ到着したばかりだとの事無事先頭にジョイントして走行開始。

この日初めて交差点でストップ。後続を待つと同時にいよいよ全日本のコースを走行します。

今年U23で優勝した石上君の自転車のメンテナンス実はPedalsitでやらせてもらっています。
厳しい上りがあり難しいコースでしたが。あそこでレースをするなんて本当に凄いですね。
疲れた身体では上るだけで精一杯でした(笑)

そしていよいよゴール!無事完走しました。
飛行機の時間まで余裕があったので輪行して当日帰宅。又来年も参加します!


番外編!

益田INAKA Rideの素晴らしい所はコースだけではありません。前日から色々楽しめます。

まず空港に到着すると、ロビーで人だかりが。
元世界チャンピオンがトレールのデモランを実施しており、ご一緒させて頂いた方が人身御供でお手伝いを。

まるでガリバー旅行記のように囚われの身になっていますが、酔っ払って寝ているのもなく、駄々をこねているのでもなく、この上を自転車が飛んでいくんです。デモラン用に迫力ある最高の人物をチョイスしたと思われます。

世界チャンプの動きはとても素晴らしく自転車でなくても出来ない様な動きを平然としておりました。
男の子であれば憧れもが憧れるバイクさばき。出来る様になりたいです。

今年は何とホテルに組立て場所まで用意してくれてました。

飛行機輪行も手慣れてきた為、比較的短時間で組立ても完了!
今回はペダルとディレーラーレを外してパッキングしました。
上空では気圧の変化でパンクの恐れがありますのでタイヤの空気は抜いておきましょう^^

こちらが受付会場。

名所があるので3人で走りに行こうと話していたら、イベントを主催する方から温泉のお誘いが。
無料バスに乗り込んで行った先がこちら。貸しタオルまで付いて約500円ととてもリーズナブルでした。

そして夜は今年も日本一の居酒屋と言われている、田吾作へ出陣!

玄関先には案山子が待っています。

年代物の公衆電話が^^

雰囲気のある下足入れ。

透明なイカ刺し。最高に美味かったです。是非来年皆で感動を分かち合いたいです。

ウニ。
どこかの国ではウニは食べないので漁師もそのまま捨ててしまうとテレビでやってました。
一緒に行った方も食感がNGと仰ってました。

フグのようですが、こちらはカワハギです。とても美味しかったです。

牛肉

ノドグロ。
益田INAKARideの定番となっております。アメリカの方はこれが食べたくて参加しているというくらい絶品です。

今年も沢山の方にお世話になりました。来年も宜しくお願い致します!

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