今朝は湘南国際村でひっそりと行われた、ビアンキニューモデル試乗会にお邪魔してきました!
ミドルグレード以上のカーボンバイクがメインに揃えられたこの試乗会は「レパルトコルサ」ディーラー限定試乗会となります。各モデルの違いや方向性をお客様にお伝えできるようにじっくり2時間程、各モデル乗り比べました。
乗った台数数多く、、2つの記事に分けてご案内したいと思います。
各モデル名をクリックしたいただきますとメーカーホームページにリンクしておりますので詳細などはそちらで正確な情報をご確認くださいませ。
私が中学生の頃から横須賀の実家から金沢区にある学校まで、自転車通学の通学路として(たまに)利用していた国際村、路面のくぼみまで記憶しているいわばホームコースでの試乗会ということもありバイクごとの性格の違いをより的確に体験することが出来ました。
具体的にはファミマより上の坂を使っての試乗会でした。国際村もところどころ路面状況が悪いところが散見されるので、登坂性能(登って軽いか)と振動の収まり具合に着目して試乗しました。
また、サイズ違いでのフィーリングの変化を懸念して、試乗車は全て53サイズでお願いしました。因みに身長は170cm、体重は60kg、サドル高は680mm位であわせてますのでサイズ選びの参考になりましたら幸いです。
■SPRINT Shimano 105 Disc
まずは2020年のニューモデルとして注目を集めるスプリントから。
●どんなバイク?
シマノ105 油圧ディスクブレーキを採用されたオールラウンドカーボンロードバイクです。
2020年モデルのトレンドとして、筆頭になるのが「油圧ディスクブレーキ」です。
また、初めてのロードバイクにお選びいただくモデルに多く採用されているコンポーネントの 「105-イチゼロゴ(イチマルゴ)-」と、これからロードバイクデビューをご検討されている方のアンテナにひっかかりやすいモデルだと思います。
●気になる乗り心地は?
ビアンキカーボンバイクの優れたポイントでもある「カウンターベール」こそ搭載されていないものの、振動吸収に優れ快適な乗り心地が印象的でした。
フレーム特性というよりも、ディスクブレーキを使用することにより28Cのタイヤが標準装備されていたことも一つの要因と思われます。タイヤが太いこと、ディスクブレーキと相まって制動力の高さも際立ちました。
そんなお世辞にも軽いとは言えないパーツアッセンブルですが登りで引きずるような重量感を感じることはありませんでした。
●どんな人におすすめ?
これからロードバイクに乗り始めたいという方、長距離を快適で安全に走破したいという方におすすめです。
■SPECIALISSIMA
※試乗車カラーは2019年モデル仕様です。
個人的にこの試乗会で一番気になっていたのがこのスぺシャリッシマでした。
●どんなバイク?
一目見て分かる無駄がそぎ落とされたヒルクライムバイクです。
細身のシルエットがまさにロードバイクという美しいシルエット、ボリュームのある最先端のデザインも良いですがこういうフレームにもまた魅力があると思います。
ディスクブレーキも良いですが軽さを求めると、やはりリムブレーキに軍配が上がります。
●気になる乗り心地は?
軽量でも剛性感の確保されたフレームは全体的に硬くロングライドは控えたい、、そんな性格になりがちですがカウンターベールによって振動がうまく収束されているのを感じました。
ストレート形状のフロントフォークはダンシングのリズムを気持ち良く整えてくれます。
今日の試乗会では間違いなく一番軽々と登ってくれたバイクでした。
●どんな人におすすめ?
とにかくヒルクライムでタイムを縮めたい方、体重の軽い方におすすめです。
最後の(ずっと大切にしたくなる)リムブレーキ車をお探しの方にも是非。
■INFINITO XE
7月に急遽発表された、ニューモデルです。「アンダー30万円105油圧DISC車」としてスプリントと双璧をなすバイクとなります。スプリントよりちょっとお高いのは専用デザインのステムが使われたりしているからですね
●どんなバイク?
インフィニートはビアンキのラインナップでもより快適な乗り心地を求めて設計されたエンデュランスバイクとなります。
今回発表された「XE」は上位機種の「CV」からカウンターヴェイルなどを無くしコストパフォーマンスに優れたミドルレンジのラインナップとなります。
快適系バイクのネックにもなる重量も、フレーム1100gと問題なく。ゆとりのあるポジションが取りやすいジオメトリなどこの試乗会では一番の安心感を感じたバイクでした。
●気になる乗り心地は?
スプリント同様に28Cのタイヤからくる乗り心地の良さは秀逸でした。最大32Cまでは装着可能ですので走行シーンに合わせて選択できるのも魅力です。
ディスク車特有のもっさり感もフレームの軽さからくるのか、するするとクランクが回ります。ハンドルポジションが高めの設定なので、長距離走破後の身体の痛みも少なそうです。
こんなツアラーがほしい。。
●どんな人におすすめ?
スプリントと迷ってしまいますが、荷物を積んでツーリングしたい、ハンドルポジションはコラムを高く積むことなくゆとりを持たせたい、という方は迷いなくこちらのインフィニートをおすすめします。
取り急ぎ、話題のニューモデルを含む3台をご紹介いたしました。
ニューモデル2台の印象としては「持って思いが乗って軽い!」ということ。バランスが良いのかビアンキバイク全体のレベルの高さを感じました。
2020年モデルは概ね10月以降の入荷予定となります。注文のタイミングにより遅くなっていく一方ですので、秋口の良い季節に新車でサイクリングを楽しまれたいという方は夏の間に愛車を決めちゃいましょう♪
モデルの選定や、サイズ選びなど、店長山崎と福本が親身にアドバイスをさせていただきますのでお気軽にご相談くださいませ!
後半は注目のオルトレ XR4を中心にお届いたします(‘◇’)ゞ
横浜ロードバイク専門店
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