国際村でビアンキニューモデル試乗会に参加しました【2】

国際村でビアンキニューモデル試乗会に参加しました【2】

前編はこちらより


■LECCO-E Bosch Active Line Plus

今回の試乗会ではこのようなバイクを体験する機会がありました。

●どんなバイク?

当店でも街乗りバイクとして人気の小径車「LECCO」にBosch モーターを装備したe-bikeです。

もともと小回りの効くレッコですが、モーター搭載により坂道や発進時のアシストが効きますので少ない力で遠くに移動することが可能です。

街中での移動手段として、重たい荷物積載したり、キャンプ用品を積み込んでお出かけしたり、様々な手段に使いやすいバイクだと思います。

●気になる乗り心地は?

車重は19kgと決して軽くはありませんが、アシストのおかげで乗車中の重さはあまり感じませんでした。押して歩く際の取り回しも小径車なのでふらつくようなこともありません。

ブレーキも車重に合わせて制動力の安定するディスクブレーキとなります。

e-bikeのイメージとして、国際村といえども軽々と背中を押してくれるものだという先入観がありましたが、15km/hくらいのスピードを境にアシスト効果も薄れてまいりますので、ある程度自身の力でペダリングする必要があります。

スピードの補助をしてくれる、というよりは、漕ぎだしや低速時のアシストをしてくれるといった表現が正しいと思います。

●どんな人におすすめ?

クロスバイクよりも扱いやすく、オシャレな街乗り車をお求めの方や荷物を積載して景色を眺めながらツーリングを楽しみたいという方におすすめです。

電池残量やアシストパワーが一目瞭然なディスプレイを装備

乗車時にはバッテリーの大きさもそこまで気になりません。


■2020 Oltre XR3 SHIMANO ULTEGRA DISC

昨年の登場から非常に人気があったモデルのこちらXR3DISC。何台も試乗を重ね、脚が疲れていても不思議と進んでくれるちょうど良いバイクでした。

●どんなバイク?

ビアンキエアロロードの最上位モデル「XR4」と同様のコンセプトで設計され、フォークの形状や細部を異なる設計とすることによりアマチュアサイクリストの脚力に最適化されたバランスの自転車です。

●気になる乗り心地は?

当日は現地まで自身の自転車で現地入り、試乗会会場も思わず踏み込んでしまう適度な坂道ということもあり次第に疲れていくわけであります。このXR3の試乗はまさにそんな疲れてきたなー、と頭をよぎるタイミングでした。

フラッグシップモデルや、高剛性を前面に押し出したバイクは例えば300wで踏めている時は40km/h以上で走れるものの、踏めなくなった途端に30km/h出すのも辛い、、というオーバースペックなバイクも少なくはありません。

セカンドグレードではありますが、200w以上で踏めていれば無理なく35km/h以上で走れてしまうといった、まさに万人受けする自転車と感じます。

あわせてカウンターヴェイルによって振動の収まりが良いので、タイヤと路面の接地感が強く安定した乗り心地も魅力でした。

●どんな人におすすめ?

長距離をイーブンペースで走破したいという方、ディスクブレーキデビューを検討しているレース志向な方


■ARIA SHIMANO 105 DISC

ミドルグレードカーボンバイクで人気のARIAもディスクブレーキ仕様がございます。

●どんなバイク?

ご覧の通り、空気抵抗の低減を目的としたスタイルで、ハンドルの高さに影響があるヘットチューブ長が短い為、身体が柔らかい方は前傾姿勢が取りやすくなるセッティングが可能なフレーム設計です。

フレーム後部の三角形も小型化されており、剛性感UPに寄与しております。この形状によってスタート時や坂道でのダンシング時に反応が良くなります。

空気抵抗の少なくないリムブレーキキャリパーが小型のディスクブレーキとなったことにより空力が最適化されて、例えば30km/hのスピードから35km/hのスピードに上げていきたいといったシーンで必要な出力の少なさを実感できると思います。

●気になる乗り心地は?

自分自身が普段からハンドルを低めにセッティングするのになれているため、レーシーなポジショニングが取りやすいという意味では好印象のフレームでした。ディスク仕様車でペダル込みの重量が8kg台後半とやや車重があるため軽快さはあまりありませんが、下りの安定感は抜群で伸びも良くパーツアッセンブル次第ではクリテリウムからアップダウンのあるレースまで対応が出来る自転車です。

●どんな人におすすめ?

低めのセッティングをすることにより、空気抵抗が少なくなりますのでスピードに対して必要な出力が少なくなりますので、1時間以内のレースが主戦場な方や、普段からあまり長距離を走ることがなくスピードを求めたいという方におすすめの自転車です。

逆に言うとそんなに攻めたポジショニングを必要とされない方にはあまりおすすめ出来ない自転車でもあります。


■2020 OLTRE XR4 DISC SHIMANO DURA ACE

今期ツールドフランスでも印象的な走りが多かったXR4ももちろん試乗させていただきました。

●どんなバイク?

エアロフレームながら登れてしまうというオールラウンドカーボンエアロロードバイクがこのフラッグシップモデルのXR4です。

軽量バイクがあふれる昨今では決して軽い重量ではないこのフレームですが、登りを苦としないという声をXR4ユーザーの皆様からは良くお聞きいたします。

2016年の発表から2020年で約4年の歳月にはなりますがそれだけ完成度の高いバイクとも言えるでしょう。

●気になる乗り心地は?

エアロフレームといえばその形状から縦方向に振動を感じやすく、お世辞にも乗り心地が良いものが少ないのが一般的です。ビアンキのカーボンバイクはカウンターヴェイルの恩恵を存分に受け地を這う様に快適な乗り心地でした。

ディスクブレーキとなったことで制動力にも安心感が生まれ、死角のない乗り味です。

登って軽く、下りも安心、平地の巡航は申し分なしとこれを選べば間違いない、そんな印象です。いうことはありません<m(__)m>

●どんな人におすすめ?

軽量で乗り心地もよく、皆様にお勧めできるフレームではありますが、レーシングフレームなのでサイズ選びには注意が必要です。具体的にはヘッドチューブが短く低めのハンドルポジションが基本となりますので、少し大きめのサイズ選択もご検討いただくとよろしいかと思われます。

また、タボロッツァカラーオーダーも受付しておりますので、人とは違うデザインのバイクに乗りたい、といった方にもおすすめの一台です!


以上試乗させていただいた上での率直な感想となります。

パワーメーターや計測器などは使用しておりませんのであくまで主観的な感想となってはしまいますが、モデル選びのご参考となりましたら幸いです。

ただ、強く印象に残ったことは1つ。

ディスクブレーキは良い。

ということ。

もちろんタイヤも大きく影響する部分ではありますが、ブレーキが効くという安心感は早く走るということ以上に重要なポイントだと感じました。

楽しい趣味であり続けるために、ディスクブレーキロードバイク。良いと思います。

ビアンキ2020年モデルご予約受付中!

サイズや納期など、まずはお見積からお気軽にお問い合わせくださいませ。

またPedalistでロードバイクを始めていただくとこのようなメリットをご体感いただくことが可能です。

Pedalistでロードバイクを始めていただくとこんなメリットがあります

横浜ロードバイク専門店Pedalist ペダリスト

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