こんにちは、Pedalistレーシング班の福本です。
4/25.26の2日間で行われました「JBCF群馬ロードレース」に参加してまいりましたのでその様子を写真と共にお伝えします。
この大会は実業団レースではまれな2日間通しての大会となります。遠征が多い中、2レース走れるのはお得感もあり他の大会より参加人数が多い印象です。
会場は群馬県みなかみ町にあります、「群馬サイクルスポーツセンター」の6kmサーキットです。このコースの山場はなんといってもこの「心臓破りの坂」。コース後半に配置され、10%を超える斜度があり参加者を苦しめます。この坂を越えますと、ゴールまでは1km弱なので、いかにここで遅れないかが勝負の分かれ目になります。また、ラインどりも重要で内側になればなるほど斜度がきつくなるので、ここにいい位置で入ることもレースを有利に進めるうえでは重要です。
初日は私、福本を含め2名での参加でした。
E2クラスタ 福本
E3クラスタ 渡辺選手
写真中央の浅島選手は初日サポート役を買って出てくれました。何が起こるかわからないレース当日ではサポートの方にいていただくと安心感が違います。ありがとうございます。
本日最初のレースE3クラスには渡辺選手が出走しました。今回が実業団レースデビューです。
集団内で落ち着いたレース運びを見せておりました。
しかしレース終盤に足の痙攣により先頭集団よりドロップ。あしつりには私も悩まされておりますが、ここからというときに来てしまうといかんともしがたく悔しさが残ります。
ただ、集団から遅れてもあきらめず完走を果たしました。デビューレースでは独特の雰囲気にのまれてしまい、本来の力が出し切れないこともあります。明日につながる力走だと思います。
次のE2のレースには私、福本が出走いたしました。
6kmのコースを5周回、30kmとあっという間に終わってしまうレースですのでばらけることなく集団ゴールになることが予想されます。最近、こういうアップダウンのあるコースの対策として3分以内のショートインターバルに重点を置いて練習していました。あとはゴール前落ち着いてスプリントするだけだけ。その一瞬の為に何倍もの時間を練習に費やします。
中ほどの列より定刻にスタート。
レースは予想どおり、単発のアタックはかかるものの逃げが出来るまでには至らず、50名ほどの集団で進行していきました。この人数ですと一人で何とかできるものではないので集団中ほどで様子を見ながら走行しておりました。
が、、、
コース途中に路面があれている部分があり、後輪がパンク。コーナー途中でしたので、そのまま滑るように落車をしてしまいました。ロードレースでの落車は初めてで、転んだあとは意外と冷静に走りだそうと試みたのですが後輪がこのありさまでした。幸い、擦り傷のみで骨などに痛みがなかったのが唯一の救いでした。レース半ば、これからというところでしたので非常に悔しい。
また、私の直後に走行していた選手に絡んで同時に落車させてしまいました。レース後その方と対面でき、お詫びを伝えられたのは明日へのモチベーションとなりました。
自転車の方はバーテープが破れてしまったのと、エンド金具が少し内側に入ってしまい変速がうまく決まらなくなってしまったこと位でフレーム等には影響はありませんでした。ホイールはスペアのWH-9000 C24を持参したので、こちらに交換。エンド金具は修正工具をさすがに持参してこなかったので、力技でおりゃ!と真っすぐ曲げなおし、しっかりと変速するようになりました。バーテープは我慢!
その後は宿泊先の御宿へ。群馬の大自然に心身共に癒されました。キズが痛むので温泉に入れなかったのが唯一の心残りです。
晩ごはんには、釜炊きぴかぴかの麦飯と、とろろ定食。
地元グルメも遠征の魅力ですよね。素晴らしい自然と、おいしいご飯で英気をやしなったので2日めもしっかり頑張れそうです。
就寝前に「イナーメオイル」の「リカバリーPink」でしっかりとマッサージして明日に備えました。レース前夜にはピンクおススメです。
~2日めに続く~