先日佐渡ロングライドのレポートを紹介させて頂きましたが、ご一緒させて頂きましたラピエール パルシウム300にお乗りのN様よりレポートが届きましたので紹介致します。ありがとうございました!
今回、ロングライドイベントの代表格である「スポニチ佐渡ロングライド210」に参加しましたので、レポートいたします。
いきなりですが、今回GoProを搭載して撮影しながら走った区間もありますので、YouTubeに動画を上げてみました。ご覧くださいませ。
今年はトータル3,244名の参加となった模様です。私は佐渡島の上半分を回るBコース(130km)にエントリーしましたが、Bコースの参加者は964名とのことです。
Bコースの集合時刻は6:00 (Aコースは5:15)。というわけで5:00ごろに会場近くでバイクを組み立てます。これは宿で朝食に配られた牛乳。
佐和田体育館の駐車場のプラカードを目印に集合します。サイコンによると気温14℃。気温がそれほど低いわけではないのですが、集合してからスタートまで30分以上待たされますので、非常に寒いと感じます。ウインドブレーカーは必須です。あと、集合場所からスタート地点までは800mぐらい自転車を押して歩きます。クリートが気になりましたね…
スタートは6台x3列の計18台が10秒毎に出走していく形式。これほど大人数に混じって公道を走ったことがないので、少し高ぶってしまいます。パワーメータの出力もちょっと高め。
最初のトイレスポット、夫婦岩。
そばが出ることで有名な相川AS。
NHKのチャリダーの番組収録で、堤下敦さんと、朝比奈彩さんがBコースにエントリーされており(Bコースの先頭発車)、ここで追いつきました。この対照的な体型!
相川ASを出ると、より「らしい」景観を目にすることが多くなってきます。
この辺からはじき野まで絶好調だったのですが、しばらくして追い風のせいだと知ります。
入崎AS。中学生が元気よく提供してくれる補給食が美味しいです。
そこから20kmほど走るといよいよZ坂です。ここまででかなり暑さを感じるようになったので、Z坂手前のトイレスポットでウインドブレーカーを脱ぎます。サイコンのデータによると22℃でした。やっとこれで我らがミラコラーレジャージを露わにできます (Pedalistジャージじゃなくて、すいません…)。ちなみにこのトイレスポットで6割ぐらいの人が登坂前の一休みを入れていました。
Z坂はきついと言われたりしますが、まだ60kmぐらいのフレッシュな脚にはそれほどではありません。コンパクトクランクなのでアウターで上ります。動画に3分ぐらいZ坂登坂を入れてしまいました (1:30あたりからです)。「こんなもんか」と思ってください。
Z坂の次は大野亀。ここにもZ坂と同じぐらいの登坂ポイントがあります (動画9:40あたりから)。Z坂も大野亀も、坂のキツさというよりは周りの景観が素晴らしいことが、有名スポットになっている理由かと思います。
大野亀を過ぎ、はじき野ASに向かいます。
随所で声援をいただけます。ライダーに手を振ったり声をかけたり、沿道にいらっしゃる方でライダーに無関心な方はほぼ皆無といっていいくらいです。本当に驚きながら、有難く声援をいただいていました。確かに「一生分の声援がもらえる」(©じこまん) かもしれません。
はじき野ASでは焼きおにぎりが提供されていました…ので、一ついただいた後写真を撮ろうと思ったら完売御礼。ぎりぎりセーフで賞味できました。
はじき野から先は、結構ダレます…。景観がやや平凡になるのと、それまでと反対方向に進みますので、向かい風!だいたいこの区間30km。ちょっとガマンの区間でした。
両津BSです。弁当ステーションですので、弁当が出ます。ストレッチもやっています。
ここはCコースの終点ともなっています。日曜日中に首都圏に帰着したい時にはCコースを選択して両津港からフェリーで帰途につくことができます。
両津BSからは佐渡島の真ん中のくびれのところを横断して佐和田に向かいます。両津→佐和田は田んぼの中をいく比較的平坦な道もあるのですが、主催者のコース引きは結構意地悪で、山と田んぼの境界を行く農道を通らせます。結果、アップダウンの連続でかなり脚が削がれます。先ほどまでの海岸線とは違う田園風景を目の肥やしにしてガンバリます。
この区間はBコースしか通らないんですが、やはり声援をいただけます。
ガンバルと最後に大きな橋が現れて、両津を見下ろす眺望をご褒美にもらえます。
ここからはダウンヒル、両津の街並を通って佐和田海岸にゴールします。
ゴールではMCの方に名前入りで「おかえりぃ〜」とアナウンスしてもらえます。ただ、Bコースで割と早い目にゴールしたため、前後全くライダーがおらず、かなり「ポツンと」感がありました。来年はAコースでいろんな人に混じって盛り上がったMCでゴールを迎えたいものです。(自分のゴールの写真がないので、これで代用…)
戦い済んで日が暮れて…。天候にも恵まれ、トラブルもなく最高のライドとなりました。
当初はBコース130kmで参加するのはやや勿体ない感もありましたが、今の私の実力ならBコースが一番バランス良く楽しめたと思います。普段、三浦半島を一周できていれば、その延長でファンライドのノリで (修行感なく) 完走できるレベルです。
今回Pedalistさんのトランポで参加させていただくことができました。これがなかったら、現地への移動、佐渡島の中での身の振り方を考えたりすることでだいぶ消耗したと思います。サポートしていただきありがとうございました。
バイクの自慢もさせてください。
仏ラピエールのパルシウム300です。(http://www.eastwood.co.jp/lineup/lapierre/pulsium_300_cp.html)
なんといっても、トップチューブのシートチューブ接合部近辺にエラストマーが仕込まれており、振動吸収を狙っているところがポイントです。今回のようなロングライドにはうってつけかと思います。このエラストマーの効果の程ですが、別の機会のツーリングで、後ろを走っている方に「路面の荒れたところでふっと離される」と言われたこともあり、振動吸収による疲労低減の他に、後輪のトラクション向上にも役立っていると思われます。また、実はこれは2月に納車されたバイクで、私はこれでロードデビューしました。ロードデビューして3ヶ月ぐらいで130kmを問題なく走れてしまいましたので、初心者向けに乗り易いのは間違いありません。
パルシウム300はコンポがシマノ105ベースの完成車ですが、パイオニアのペダリングモニターを取り付けるため、クランクだけULTEGRA 6800に換装しています。初心者にペダリングモニターは過ぎた装備かもしれませんが、ロングライドで大丈夫なペースを掴むために重宝しています。今回のような追い風、向かい風のせいで、自分がどれくらい頑張っているのか(無理しているのか)分かりにくい場合も、パワーが分かれば安心です。また、左右のパワーバランスや回し方の違いが如実に分かります。今は左を右の回し方に近づけるべく試行錯誤しています。現状の力を発揮してイベントを無理なく走り切る、今後の改善ポイントを見つけてトラッキングするという二つの点で、取り付けて良かったと実感しています。
来年はホイールをアップグレードしてAコースに臨みたいですネ。
サイコンのデータからの走行記録抜粋です。
走行距離: 131.6km
獲得標高: 1087.5m
開始時刻: 06:19:52
終了時刻: 13:17:15
走行時間: 5:05:50
平均時速: 25.1km/h
当日のウェアの装備です。私は男性平均よりだいたい暖かめの服装になりがちですが…
- アンダーアーマー CG ベースレイヤー
- ミラコラーレジャージ上下
- レッグウォーマー
- ウインドブレーカー (Z坂手前で脱ぎました。ゴール後、また着用しました)
ご参考までに移動などを含めたスケジュール実績を以下に掲げます。
5/16(土)
6:00頃都内発
11:00 頃直江津港着
14:10 小木行きフェリー
15:50 小木着
16:30 会場(佐和田海岸)着。前日受付
5/17(日)
4:30 宿出発
5:00 バイク組立
5:30 Bコース体育館裏集合
6:20 B コース順次スタート
7:05 相川AS
8:00 入崎AS
8:50 Z坂
9:45 はじき野AS
11:20 両津BS
13:17 佐和田ゴール
16:00 Bコースタイムリミット
5/18(月)
11:00 小木港着
11:50 直江津行きフェリー
13:30 直江津港着
19:00 都内着
こうやって書いていると、また来年行きたい感がつのってきました…
N様レポートありがとうございました。来年はTeam Pedalistとして皆でワイワイ言いながら走りたいですね^^
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