イタリアのAmore&Vitaに所属する、菱沼由季典選手からレースレポートが届きましたので紹介致します。
開催日:イタリア5/31 Winston Salem Cycling Classic UCI1.2class
レースコース:12.14kmX14周 170km 1周200m標高(登りはなしパワーで走る平坦のような)
出走チーム数:25チーム 150人出走完走55人(アメリカのプロコンチネンタルとコンチネンタルチームが殆ど参加)
リザルト
7th Logan Loder (USA)
26th Redi Halilaji(Albania)
41th Uri Martins (Mexico)
54th Eugenio Bani(Ita)
DNF Marco Zamparella(Ita)
DNF Yukinori Hishinuma
レースレポート
気温は快晴30度近くと15時半スタートであるが熱く感じる。
コースは直前になっても分からず周回数だけ知らされスタート、パレードスタートかと思いきや合図と共にいきなり全力1周目の平均速度は46キロ、常に登って下ってなので150人の集団は1列棒状で進んで行きます。僕のレースは2周目の小さな丘(200m)で約20人の選手と一千切れしばらく走り終わってしまいました。
他のチームメイトも時差とレース展開の違いに悪戦苦闘しながらも完走。唯一前週にアメリカ選手権などで入賞しているアメリカ人のローガン・ローダ選手(25歳)が地の利を活かし攻めの走りで前の逃げに集団から一人でブリッジし積極性を見せたが、ジョージ・ヒンカピー元プロが来ていることもありヒンカピーチームが前に4人送りこみ、7人(ローガン)-13人-35人という様相で最後はワールドツアーチームも参加していたツアーオブカリフォルニアでステージ優勝した選手が一人抜け出し勝利。ローガンは後ろのスプリントで7位で終わりました。
反省するべき点は多くあり、このような結果になったことに自分自身が一番ガッカリしています。
初めてのアメリカ、時差6時間のみの他の選手に比べ、日本から13時間も時差がある、昼夜逆転の生活に3日間のみでは対応しきれず、足にしっかり力が入らず、肝臓が痛むなども影響しました。体調には気を配っていましたが上手くいきませんでした。
次戦は8日の日曜日、しっかりとトレーニングをし生活リズムもつけ時差も解けるはずなので引き続き準備を続けていきます。
どうかご声援よろしくお願い致します。
P.S
アメリカのレースの規模はすごいなぁと、アメリカ3大スポーツといえば野球・アメフト・バスケなわけですが、マイナー競技である自転車も盛り上がりがすごくレース数も多い、一番驚くのはヨーロッパのチームに比べてアメリカのチームの方がメディアに対してスポンサーに対してしっかり配信、情報発信しているということ。
レース主催者やメディアに頼ってばかりのヨーロッパのチームはこういう点を見習わばければいけないなぁと感じました。不況は自分たちで作っていることも自覚しなければいけないと。
以上です。
菱沼
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