本日のご依頼はDi2、電動コンポーネントへのアップデートとパイオニアのパワーメーター取り付けでした。
ずらっと並んだパーツ群、見ているだけでわくわくします。
車体はこちら、PINARELLO PARIS。フラッグシップモデルの「DOGMA」譲りの造形が美しいイタリアンフレームです。ちなみに来年度よりPedalistにてピナレロの取り扱いが始まります。来月頭に新製品発表会が予定されておりますので、その様子はホームページにてご紹介いたします。
SHIMANO105の11Sコンポーネントが装備されております。こちらを換装していきます。
まずはパーツを取り外していきます。組み立てるのは時間が掛かりますがバラすのはあっという間です。
組み上げ前にwakosのバリアスコートでコーティングしておきます。バリアスコートはツヤなしのフレームにもムラなく塗布することが出来ます。
まずはDi2の配線です。フレーム内にe-tubeを渡していきます。ジャンクションにまとめた後は防水、防塵の為に養生してからフレーム内に仕込みます。
ボトムブラケットもセラミックベアリングにカスタム。踏み出しの軽さが段違いです。ここは費用対効果の高い部品です。今回はコードを巻き込まないように、ウォーターシースの付いたSuginoの物を選びました。
コードを巻き込まないように圧入していきます。
パイオニアのパワーメーター。片側のみですと取り付けもあっという間です。
しっかりとマグネットの反応を確かめます。
ブレーキキャリパーには軽量モデルのKCNC CB7を。前後セットでこの軽さ!デュラエースの約1/2です。各部にチタン&アルミボルトがちりばめられ、質感の高い仕上がりです。制動力はシマノに劣りますが、大幅な軽量化となります。
制動力確保のため、ブレーキシューはデュラエースの物に交換いたしました。
before
after
自転車の顔でもあるクランクが最上位グレードのデュラエースとなり、きりっとした印象になりました。電動コンポーネントのフィーリングの良さは一度使用するともう戻れないほど。何も考えずボタン一つで変速が決まるのは本当にストレスフリーです。
パワーメーターも装備され、トレーニングがより一層はかどることでしょう。
ジャンクションの保持にはスペーサー一体型のおすすめパーツを。
コードを抜いても調整は記録されておりますので、輪行に便利なんです。ディレイラーを外せるとエンド金具破損のリスクが少なくなります。そういった意味でも電動コンポーネントはおススメです。
リターンスプリングが少し硬いため、握りこみはやや渋いですがタッチはカチッと良好です。
ハンドル周りもスッキリしました。変速のワイヤーがなくなるとハンドリングも軽くなり、操作性が向上します。
今回はパーツご注文いただき、パワーメーターの入荷を待っての車体お持ち込み。当日中に作業完了し納車させていただきました。愛車カスタムご検討中の方はお見積だけでもお気軽にご相談くださいませ。
ありがとうございました。
横浜ロードバイク専門店 ペダリスト Pedalist トレーニング施設併設
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ロードバイクスクールもやっております(^^)
担当 ふくもとでした