Photo by YOSUKE SUGA

【山崎レースレポート】ウィンターサイクルマラソンinそでがうら サイクルセンチュリーマラソン2位

前回はウィンターサイクルマラソンinそでがうらの概要をレポートいたしましたが今回は私、山崎のレースレポートお届けいたします。

3年振り?のウィンターサイクルマラソンinそでがうら、前回は1位、その前も1位でしたが、ここ1年以上100km以上1日で走ったことがなく、大会も4月の店長選手権以来、正直走り切る自信はまったくなく、しかしながらなんとかなるだろう?という謎の根拠のもと迎えたセンチュリーマラソン(100km)

一周2.4kmのコースを42周、毎年前半はマトリックスチームがペースを作ってくれるので中途半端なところにいるより前にいた方がインターバルがかからず走れるので前目で心に決めています。

ただ今年は全ての種目が同じ場所からスタートということもありカオスになるだろうと予想、それは現実のものとなってしまいましたが。。。

100kmと補給食を持つか持たないか悩みましたが、脚を攣って終わるであろうと思っていたのでお守り代わりにMag-onのジェルを2つポケットに入れ、Mag-onの錠剤を飲み、ボトルは水とアミノバイタルの2本でスタートラインへ。

毎年恒例のマトリックスの安原監督の演説?トークショー?を聞き以外にも定刻通りにスタートへ、本日の驚きの1つでした(笑)

1周目はかなりスローペース、どこでリアルスタートなのかな思いつつ走りますが、予想されたように集団が多い。。。

みんな前に上がりたいので密度は濃くなるし、なかなか危ない、2周目からリアルスタート、マトリックスが一気にペースを上げます。

ただみんな元気なのでどんどん上がってくる、あ~これは飛ぶかもな~、また鎖骨折ったら痛いな。。。てかこれで怪我をしたらわが社は労災認定してくれるのか⁉

入院したらバカンスの始まり、労災認定されるのかという葛藤が始まりだし、もはや痛いとかなんかはどうでも良くなる11月の中旬。

まず一つの山場はハーフマラソンの部(22km)のゴールが先にあること、周回遅れも出てくるしごちゃつくであろう1回目のスプリントポイント(もちろん参加していません)

ハーフがゴールした周回突然話をかけられ「ハーフとフルマラソンの人達を前に出しませんか?」と言われるも「えっ。。。ハーフ今の周で終わりましたよ?」と伝えると何も言わずに去っていってしまった。。。

何か気に障ることをいってしまったのであろうか。。。あの人も労災を気にしているのであろうか。色々妄想するもあとのカーニバル。

そうこうしているうちに2回目の山場、フルマラソンの部のゴール。

はっきり言ってここが一番危なかった。。。最終コーナー手前からゴールスプリントの為フルマラソンの選手が上がってくる、周回遅れの方もいるので基本は左抜きでと安原監督の指摘を守らず最短距離で最終コーナーを曲がりに行く方が多数おり、本当に危なかった。。。事故が無くて本当にラッキーだったんではないでしょうか。。。

フルマラソンが終わってからはマトリックスの牽引は極端になくなりサイクリングペースに、ここまでペース落ちます⁉というくらいの落ち込みっぷり。

このまま留まっても果たして楽しいのであろうか?他のお客様のサポートしに集団から降りようか?としばし考えるもチームメイトのNさんが集団に入ってきて留まることを決意。

せっかくなんだから集団で100km走ろう。

このペースなら労災を使うこともないだろうと。

何人逃げているのか分かりませんが、1分30秒というのはなんとなく聞こえ、これはダメだ…と理解するのですが。

Photo by YOSUKE SUGA

今回オープン参加で4時間エンデューロを走っているI選手がするするっと前に出ていきそれに着いていく。

あっという間に差がつきあら~これは追いつくんでない?と思いつつ前を一緒に追う。

今回集団内でもほぼこの選手の後ろをキープしていたのですぐに反応できたのは良かったと思います。

Photo by YOSUKE SUGA

しかし、追走及ばず17秒の差は埋まりませんでしたが、最後の最後でレース出来たので満足し、このころには労災を心配していたことは頭の片隅にもなくなっていました。

優勝した方はなんとアンダー17のジュニアの全日本チャンピオンと後で聞き、年の差、約21か。下手すれば息子ではないか。若干切なくなったのは秘密です。

今回久々にこういったレースイベントにお客様と参加し、思ったことはやはり楽しいということ。

楽しくなければ続けられないなとも感じました。

今年のレースはこれで終わりですが、来年はまた別の目標をかなえるためトレーニングと労災の確認を続けたいと思います。

今回このイベントに関わったすべての方に感謝しております。

ありがとうございました。

山崎