Pedalistの福本です。
本日の納車はRIDLEYのフラッグシップモデル、NOAH SLです。
昨年度より登場したこのフレームですが、エアロフレームなのにメンテナンスがしやすい、かつ軽量というところが特徴のフレームでしょうか。一般ユーザーの方にも自信をもっておすすめ出来るフレームです。
フロントフォークのスリットなど目を引きますね。
コンポーネントにはシマノ アルテグラをご用意いたしました。ブレーキシフト共に操作が軽く、10Sのコンポーネントに比べよりストレスのないライドが可能です。
ハンドル、ステムはDEDAのZERO100シリーズ。定番ですが、だからこその信頼、使いやすさがあると思います。私も同シリーズのステアリングを使用しております。
組み立てに際しては、まずフレーム細部のチェックから始めます。FDワイヤーの出口にささくれがあります。スムーズな変速の妨げになりますので、ニッパー、やすりで整えていきます。
しっかりとしたベアリング玉押しが出来るように、コラムカット端面は紙やすりで1000番程度まで仕上げます。
チェーンも初期油を落とすと、その後のクリーニングがしやすいと思います。当店納車のバイクはワコーズのチェーンルブで潤滑しております。
最近のリドレーに共通して、シフトワイヤーの入り口がヘッドチューブからですので、アウターワイヤーが割れてしまったり、ステアリングが重かったりといった症状が出ます。入り口部分のみ柔軟に曲がるものを噛ませることにより、スムーズな変速、ハンドル操作が得られます。リドレー乗りの方にはおすすめしたいカスタムポイントです。シフトワイヤー交換の際などにご用命くださいませ。部品自体は300円程です。
こちらはリドレーに限ったことではないのですが、リアブレーキのアウターワイヤーが全て中通しの場合、ブレーキを握りこんだ際にワイヤー自体が動いてしまい、ぐにゃっとしたブレーキタッチとなります。
これはフレーム養生用のゴムを通すことにより、任意の位置でワイヤーを固定できるので、カチッとしたブレーキタッチになります。
私が乗っていたラピエールのゼリウスも同じような設計でしたのでこれを付けてからブレーキをかけやすくなりました。
完成いたしました。
バーテープは巻いておりませんが、当日出来上がりのイメージを見ながらお選びいただくことも多いです。
こちらでサドル高は660mmになります。サイズ選びのご参考にしてみてください。
念願の2台目ということで、お手伝いさせていただき幸いです。これからも楽しんで乗ってくださいね!
H様、この度は車体ご購入誠にありがとうございました。メンテナンス等またご来店お待ち申し上げます。
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